Valheim開拓記4 石器時代の終わり/ヴァイキング時代の幕開け~めざせヴィンランド~

Valheimプレイ日記その4

クリアが先か、飽きるのが先か


前回までのValheim

未知の世界Valheimで主神オーディンの宿敵たちを倒すという使命を帯びたヴァイキングYOSAKUは最初の宿敵「エイクスュル(鹿)」を討伐した後、使命を忘れて探索と開拓に勤しんでいた。

探索の過程で見つけたダンジョンの中で次のボス「長老」の居所を知ったYOSAKUは思い出したかのように長老の討伐に赴いた。
だが船を持たないYOSAKUの討伐行は海に阻まれてしまった。海を渡りたい。ついでに長老のところまで行きたい。よし造船だ!

それと、石や火打石といった石器での装備強化や施設拡張が頭打ちになってきたので青銅器とか鉄器を作りたいなとも思っていた。ちょうど先のダンジョンで「スルトリングの核」を入手したことで溶鉱炉や炭焼き窯といった金属精錬設備が作れるようになった。石器時代も終わりに近づいている。

 ↓前回の記事

yosakutonton.hatenablog.com

 

 いかだで処女航海

船を作ろう!ヴァイキングとしてはロングシップとか作りたいな!と意気込んだYOSAKUだったがまだキーとなる素材を入手できていないらしく作り方がわからない。多分銅とか鉄を手に入れたら作れるんじゃないかなと思う。石器時代の限界だね。

でもいかだは作れた。

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いかだ。小さな一艘だが偉大な一艘だ。帆もついている。

いかだには帆とオールがついている。帆を張ると速力が上がるが向かい風だと却って速力が落ちてしまう。オールは速力は最低だが向かい風でも進める。
何はともあれ初めてできた船なので記念に処女航海をすることにした。
うーん、遅いね!追い風でも歩いたほうが速いくらいの速度しか出ない。トロルやドワーフに追い回されたりしない利点はあるが本格的に航海をするには力不足だと思う。
もっとちゃんとした船を作る必要がありそうだ。そのためには金属を入手しなければ。

石器時代の終わり

 金属を手に入れるには鉱石を精錬するための溶鉱炉が必要らしい。なので溶鉱炉をまず作った。ついでに炭焼き窯も作った。炭焼き窯がなくても肉を焦がせば炭を作れるけど効率悪いし肉がもったいない。

炭焼き窯に木材を限界まで突っ込んで鉱石を探しに黒い森にでかけた。

黒い森をウロウロしているうちにスズと銅の鉱脈を見つけた。最初はどれが鉱石がわからないけど慣れてくると至る所に鉱石があるのに気付く。これで俺も山師だ!

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スズ鉱脈。水辺にある銀色の筋が入った石。頻繁に目にする。

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銅鉱脈。かなり大きい岩で銅色の筋がある。密集していることもある。
こういう大きい岩は下から掘ると支えを失った上部分が自壊するので採掘効率がいい。

鉱脈を見つけたらつるはしで掘っていく。石がゴロゴロ取れる中に鉱石が混じっている。この鉱石を溶鉱炉で精錬すれば金属が手に入るが鉱石を運ぶのは結構大変だ。

鉱石は1つ重さ10でインベントリ1枠につき30個運べる。ところがYOSAKUが運べる重さは300まで。荷物がそれ以上重くなるとジャンプもダッシュもできなくなる。モンハンの運搬クエストみたいだね。
要するにせっせと採掘すればするほど輸送が不便になるし、輸送中にモンスターに襲われた際も危険になる。鉱石を小分けすれば輸送は楽だが往復の回数は増えるしアイテムを分割する方法がないから鉱石が15個くらい手に入ったら一旦捨てておかないといけない。(Shift+左クリックでスロットのアイテムを分割できる(後で知りました))。

どうにか銅鉱石とスズ鉱石を本拠地に運んで精錬するとようやく銅とスズが手に入った。銅2個とスズ1つで装備の素材として需要の高い青銅を作ることができた。これでより高度な装備や設備が作れるようになる。
ヴァイキングYOSAKUはついに石器時代を脱したのだ。

青銅のヴァイキング

青銅を手に入れると世界は大きく変わった。

青銅の斧と上質な木

青銅の斧を使うと今まで使っていた火打石の斧では歯が立たなかった樺やオークを伐採できるようになった。これらの木を伐採すると普通の木材の他に上質な木が手に入る。
上質な木はポータル(ワープポイント)やヴァイキング船、上質な木の弓などの素材になる。
これでようやくポータルを設置できるようになった。早速島内にある南拠点にポータルを設置した。これで拠点間を走って行き来する日々とはオサラバだ。
ヴァイキング船で遠征した先にポータルを置けば行動範囲を大きく広げられそうだ。

上質な木の弓は今まで使っていた粗雑な弓の完全上位互換だ。粗雑な弓は飛距離がショボく弾道もかなり弓なりだったので扱いが難しかった。上質な弓は粗雑な弓と比べて射程も伸びたし弾道もまっすぐになっていてとても扱いやすい。ちょっと遠くにいる鹿も一撃で簡単に仕留められる。最初のころに鹿を粗雑な弓で仕留めるのが全然できなくて棍棒で殴り倒していたのも今となってはいい思い出だ。

青銅器時代の食

今までは狩猟採集生活をしていて食事と言えば焼肉か生のキノコや木の実をかじるだけ、たまにハチミツにありつけるという状態だった。だが耕運具と大鍋や発酵樽といった調理設備の導入により今やシチューやジャム、酒も作れるようになった。
焼肉が食事の基本だったり、ダンジョンに入ると黄色いキノコをかじっているのは相変わらずだし黒い森では材料が手に入らず作れない料理(ソーセージなど)もあるが以前と比較したら食生活は劇的に改善した。食事によるステータス上昇も大きくなった。

青銅器時代の装備

青銅を手に入れて世界は一変したが全てが変わったわけではない。

兜や鎧などは青銅装備とトロル装備で防御力が変わらなかったのでトロル装備を使い続けることにした。棍棒も青銅のものを作る余裕がなかったから木の棍棒レベル4を続投させていた。盾だけは新しいものを持ちたかったので木の盾から青銅のバックラーに更新した。

結局更新したのは盾、日常的に使う斧とつるはし、狩りにも使う弓だった。このあたりは更新したら目に見えて利便性が向上していた。

青銅装備サイコー!と言いたいところだが難点もある。装備は作業台で修理できるが金属の装備は鍛冶場がないと修理できない。鍛冶場のない遠征先で斧やつるはしが壊れるとかなり不便だ。青銅の斧は樺にだけ使って普段は相変わらず火打ち石の斧を振ってるという場面もしばしばあった。最終的に青銅の斧はアップグレード、耐久がガンガン減る青銅のつるはしは2本持ちにした。

まわりに何もない時にヴァイキングを救うのは金属装備ではなく木と石を拾って作れる石斧かもしれない。

 青銅器時代の設備

青銅を手に入れると何が作れるか。
鍛冶場、畑、人工林、荷車、ヴァイキング船が作れる。

鍛冶場は金属装備を作ったり修理するのに使う。まず真っ先に作ることになる設備。
鍛冶場のある拠点が2つもあると青銅の斧やつるはしもガンガン使えるようになる。

畑と人工林は耕運具で野菜や木の種を植えて作る。
野菜は種から育てて収穫したものを植えると花が咲いて種が3つ収穫できる。この種を育てると・・・という具合でこまめに育てるとどんどん増えていく。料理の素材にしたり猪の餌にできる。
木の種は植えると木が生えるけど野菜みたいに倍々ゲームで増えたりはしないが家の近くに林を作れるので伐採がはかどる。

荷車はチェストよりもインベントリのスロットが多い上に持ち運びが可能な設備。荷車を引いている時でも両手はフリーなので武器やツールは普通に使える。欠点は木や石といった障害物や地面の起伏に弱いこと。鍬で道を作ると荷車を使いやすくなる。

最後にお待ちかねのヴァイキング船。ヴァイキング船はいかだより段違いに速い上にアイテムスロットが4つある。ポータルの材料をしまっておいたり、持ち運ぶと重い鉱石を船に積んで輸送するなどいかだではできなかったことができる。
青銅が4つの他に必要なのは上質な木など草原でも取れるような素材。青銅を調達してから真っ先に作ったものの一つ。

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ヴァイキング船。名前はまだない。ちなみにこれはカーブという帆なしの手漕ぎ船だが帆がついている。1人で船漕ぐの大変だもんね。

ヴァイキング時代の幕開け~めざせヴィンランド~

念願のヴァイキング船を作ったので本格的に大海原に漕ぎだすことにした。

初めての海上輸送

最初の目的地は南の黒い森にある第二拠点。
付近にいくつも鉱脈があるので採掘した鉱石を海上輸送するのが目的。本拠地から第二拠点までは小川や起伏があるし道なんてないので荷車は使えない。そこで船の出番。
夜に沖合にでると海蛇に襲われて船が壊れてしまうと聞いたので海蛇に遭わないように沿岸部をなめるように進んだ。
鉱脈の近くに船を泊め、鉱石を採掘したそばから船に積み一度に銅鉱石60個、スズ鉱石30個を持ち帰った。鉱石を30個も持つと重すぎてマトモに動けない(加えてこの時はアイテムを分割する方法を知らない)。海上輸送の偉大さを思い知る。船までの運搬や陸揚げの手間はあるが陸路を歩くより余程楽だ。
一気に青銅を30個調達できたので装備の更新やアップグレードが一気に進んだ。

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ヴァイキング船での航海の結果。本拠地のある島の形が大分ハッキリした。
右上にある拠点4は後で作ったもの。

遠征

沼地の発見

前回、沿岸部を進む航海は成功を収めた。今度はもっと遠出して海の向こうにいる長老を目指すことにした。ついでに、他の島とポータルで楽に行き来したら探索や採集が楽になるので長老のいそうな島にポータルと第三拠点を置こうと思った。
ポータルの材料をヴァイキング船に積み、朝方に本拠地を出た(海蛇に遭いたくなかったので)。

船出して半日を過ぎたころ、雨が降ってきた。海の向こうに枯れ木ばかりの不気味な場所が見える。それは沼だった。以前友人ワールドにいった時に似たような沼に行ったことがある。しょっちゅう雨は降る、水場ばかりでスタミナは減る、モンスターは黒い森よりさらに強い散々な場所だった。何回か死んで必死にアイテム回収した記憶がある。
沼のダンジョンでは鉄が採掘できるらしいが装備も心許ないし一人で沼を生き抜く自信がなかったので沼の探索は後回しにした。

沼地の北に水路があったので先に進む。

第三拠点建設

水路を抜けてしばらく進むと黒い森のある大きな島があった。地図をみると長老の位置からそれほど遠くない。ここに長老はいるだろうと踏んで入り江に第三拠点を作ることにした。そういえば第二拠点も入り江にあった。入り江は港にしやすいからね。

床板を敷いてポータルを置き、周りに壁を作る。黒い森なので木材には困らない。無事にポータルをつないだら屋根をかけて焚火やベッドを置く。現地ドワーフやトロル対策の柵を設置して第三拠点が完成した。

長老を探して

拠点が出来たので次は長老を探す。
地図に書かれた場所に行くとエイクスュルのものに似た祭壇があり「長老の仔を焼け」と書いてある。ちょっと怖い。
祭壇の中央には大きな火鉢があり、周りには球体から△が三つ生えたような像がある。エイクスュルの時は鹿の像があって鹿のトロフィーを捧げたらエイクスュルが出てきて戦闘になった。そう考えるとこの像が捧げるべき「長老の仔」なんだろう。なるほど。これを祭壇の火にくべればいいんだな。でも何を捧げればいいんだろう。

その答えは親切に襲い掛かってきた現地ドワーフブルートが教えてくれた。ドワーフブルートを返り討ちにしたら「古代の種子」を拾った。別に珍しくないアイテムだが、よく見ると球体に△が三つ生えた形をしている。とりあえず祭壇に捧げたら「もっと仔を焼け」と言われた。物騒な祭壇だ。

捧げろと言われても古代の種子の持ち合わせはない。本拠地にいくつか古代の種子があったのを思い出したYOSAKUは長老戦の準備もかねて本拠地に戻ることにした。

これからの開拓

長くなってきたので長老戦の話は次回。
遅筆なのでプレイの進み具合に開拓記が追い付いてない。
それではまた次回。