Valheim開拓記6 轟沈!ヴァイキング漂流記

今回は船出して遭難した話。

いつもいつでもうまくいくなんて
保証はどこにもないのさ

 

↓前回の記事(長老戦)

yosakutonton.hatenablog.com

 

遭難前

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沼を求めて

長老から霊廟のカギを手に入れたYOSAKU。だが黒い森や草原でカギがないと開けられないところは見当たらなかった。
もしかしたら沼には霊廟のカギの使い道があるのではないか。聞いた話だと沼では鉄も手に入るらしい。これは行かない手はない。本拠地のある島には沼はなさそうなのでこの世界の未踏域「沼」を探しに海に繰り出すことにした。
拠点を建設するか未知数だし偵察がメインなのでポータルを作る準備はしなかった。

第1の沼

最初の沼は本拠地のある島から南東にあった。小さな島くらいの面積が丸ごと沼になっている結構大きい。沼と海が混じって汽水域のようになっていて陸地があるのかよくわからない。
この沼は広大だし安全に上陸できそうなところが見当たらない。それにここは長老のいた島にある第3拠点からヴァイキング船を使えばそれほど遠くない。もっと装備が整ってから探索することにした。

第2の沼

第3拠点に立ち寄ってから北上すると沿岸部が沼地になっている島があった。さらに北上すると沿岸部の景色は草原になった。草原なら安全な拠点を作れると踏んで岸辺の廃墟に作業台、ベッド、焚火の三点セットでキャンプ地を作り簡易的な寄港地とした。
それから周囲を探索した。この島には沿岸部とは別に内陸部にも大きな沼が広がっていた。次はこの島にポータルを設置して本格的に沼の探索に入ろうと決め、準備のために一度本拠地に戻ることにした。ポータルを作る素材は本拠地にストックしてあるし、青銅の斧を修理できる鍛冶場は本拠地にしかない。食料も補給する必要があった。

遭難

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遭難、そして死

轟沈!

船出してしばらくするとヴァイキング船がバキバキと音を立てて沈んでしまった。
多少傷んでいた気はするけどまさか突然沈没するとは思わなかった。
海に放り出されたYOSAKUは真っ二つに折れた船を尻目に一目散に近くの浜辺へ泳いだ。水に長く浸かっているとスタミナを消耗し、スタミナが切れたら今度はHPが減少する。モタモタしていると死んでしまう!

漂着と死

何とか黒い森の岸に泳ぎ着いた。ここは本拠地のある島の浜辺らしい。あとは歩いて帰るだけだ。道中で拾ったキノコやブルーベリーをかじりながら黒い森を抜け草原に着いた。本拠地まではそう遠くない。
安心したのもつかの間、浜辺に出たところでトロルとドワーフの一団に遭遇してしまった。このまま本拠地に戻るとトロルたちもついてくるう。トロルは1体だったのでここで応戦することにした。だが戦っている間にもう1体トロルが出てきた!流石にこれはしんどい。浜辺に追い詰められたYOSAKUは物言わぬ墓石となってしまった。

 

島流し

裸一貫のヴァイキング

 目覚めたYOSAKUは絶望した。自分のスポーンポイントはさっき遠征先の島に作ったキャンプ地に設定されている。
このキャンプ地に本拠地まで戻れるポータルはない(これから作る予定だったからね)。本拠地のある島まで戻る船はさっき沈没した。装備は本拠地近くの死亡地点にそっくり落としてしまった。
本拠地に戻る手段はないし装備は何もない。
ヴァルヘイム開拓記もここまでか?

否、希望は残っていた。ヴァイキング船は作れない*1が、いかだは作れる。本拠地のある島は今いる島の対岸なのでいかだでも十分渡れるはずだ。

というわけでいかだを作って本拠地まで戻ることにした。キャンプ地には作業台や肉焼き器もあるからなんとかなるだろう。

ゼロから始めるサバイバル

かくして腰巻一つの漂流生活がはじまった。
枝や石を拾って棍棒や斧を作り、近所に生えていたラズベリーを食べて腹を満たす。
多分このラズベリーはとても甘いんだろう。弓がなくて鹿が思うように狩れないので焼肉はごちそうだった。

防具なしで食事もラズベリーというValheim始めての時のような状態なのでもう歯牙にも掛けなくなっていたイノシシやグレイリングの攻撃が大きな脅威になる。ドワーフブルートなども遠慮なく湧くので何度も苦杯を舐めさせられた。死ぬのが嫌なのでモンスターが活発になる夜間は寝てやりすごすつもりだったが、ベッドの近くにモンスターがいて寝られないこともしばしば。外に出てみるとドワーフの群れに追い回される羽目になる。これではいかだをつくるどころではない。
ちなみに、船を泊めていた海岸には沼から泳いできたらしき蛭がいた。多分この蛭が船にダメージを与えた元凶だろう。うっかり海に落ちた時は生きた心地がしなかった。

モンスターにおびえつつも数日後には何とか革防具といかだの材料を調達した。サバイバル生活もゴールが見えてきた。

帰還

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帰還ルート

出航

朝になったらいかだを作ってすぐに島を離れた。いかだは遅いので日中になるべく移動距離を稼ぎたい。
普段は本拠地のある島の南岸を回る南回り航路を使っているが、今回は北回り航路を使うことにした。北回り航路は途中に陸とも川ともつかない未知の部分があるが南回り航路より距離が短い。もし実現したら普段の船旅を時短できる。
海を北上し例の未知の部分に到達した。地図だと地続きにも見えたが実際は浅瀬になっており、いかだで通れそうだった。掘削すればヴァイキング船も通れるかもしれない。でも今はつるはしがないので運河工事は後回しだ。今の装備で黒い森に入るのも怖いし。

運河工事予定地となった浅瀬を通過して北上。草原になっている浅瀬があったので通過しようとしたらいかだが乗り上げてしまった。ちょうど日が暮れ、土砂降りの雨も降り始めたので近くにあった灯台で夜明かしした。灯台には骸骨がいたが日頃振り回して鍛えた棍棒スキルの敵ではなかった。
この灯台は後で運河工事をするときの拠点にしようと思い作業台などを設置した。

日が昇ってから灯台を出た。座礁していたいかだは押したら簡単に離礁できた。いかだは喫水がとても浅いし座礁しても押せば離礁しやすいのでこういうところの探索には向いているかもしれない。

帰還

徒歩で移動するとモンスターに襲われかねないので日中に本拠地島の北岸を進んでいく。
黒い森が草原にYOSAKUの墓が見えてきた。数日前、船が沈み漂流の果てに死んだときの墓だ。あの中には諸々のアイテムがある。急いで取りに行く・・・のはやめた。アイテム回収してる時に死んだら元も子もない。本拠地に戻って寝てスポーンポイントを置いてから墓に向かった。
墓でアイテムを回収していると地面が揺れだした。YOSAKUを討ち取ったトロルに違いない。ここで会ったが百年目、矢と斧を叩き込んで雪辱を果たした。

こうして一人のヴァイキングの漂流記は幕を閉じた。それから彼はヴァイキング船を再建し、懲りずに冒険を続けている。

反省

遠征のお供にポータルを

遠征して野営地を作ったら初手でポータルを設置していればこんなことにはならなかった。今度からそうしようと固く心に誓った。未踏の地に上陸した後、野営地を作ってからポータルの材料を取りに行くのは時間がかかる。それに野営地を作った時にポータルも設置すればもし死んだとしても野営地と本拠地との連絡が容易になる。船がなくてアイテム回収に行けない!という事態も避けられるはずだ。

不用意に寝ない

寝ないというかスポーンポイントを不用意に設置するのは良くないという話。下手に最前線にスポーンポイントを置くと今回のように島流しに遭う可能性がある。死亡した時を考慮すると遠征先で寝るよりもポータルを設置して本拠地で寝た方がいいと思う。

そこで本拠地を常にスポーンポイントにすることにした。本拠地には今は使っていない装備を保管保管してあるので、もし遠征先で死亡した場合本拠地にある装備を使って死亡地点のアイテムを回収できる。遠征先で裸一貫でリスタートするより余程安全かつスムーズだろう。

船はこまめに修理する

岩場で船底を擦ったり、モンスターに攻撃されたりしていて知らず知らずのうちに損傷が溜まっていることがある。

出港する前に修理しておくと安全。航海中でも船の耐久値が7割くらいになったら一度修理した方がいいと思った。いつでも作業台を作って船を修理できるようにしたい。

遠征要領と死亡時の備え

今回の遭難事件はメンタル的に結構堪えたし装備を元の水準に戻すのが大変だった。
同じ轍は踏みたくないのでこの一件以降は以下の原則を徹底するようになった。

一、ヴァイキング船にはポータルの材料を常備する。
一、遠征先で拠点を作る際は最優先でポータルを設置する。
一、最前線にスポーンポイントを設置するのは避ける。特にポータル設置前。
一、いつでも船を修理できるように作業台用の木材を常備する。

結果、今回のような遭難事件は今のところ発生していない。

また、本拠地に非常用装備として使わなくなった防具や火打石の斧などをきちんと保管しておくようにした。死亡した際は本拠地で非常用装備を身に着け、きちんと食事をとってから速攻でアイテム回収に行こうというわけだ。
この体制を導入してから死亡してからアイテムを回収する時間が以前と比べて大幅に短縮された。
備えあれば憂いなし。

 

今後のValheim

恐ろしいアクシデントはあったけど沼を発見できたのでそろそろ沼の探索に乗り出そうと思う。

それと今回は後回しにした運河工事をして本拠地島の北回り航路を開通させたい。
それではまた次回。

 

*1:ヴァイキング船の材料となる上質な木を得るには青銅の斧で樺を切らないといけない。今青銅の斧は手元にない