Valheim開拓記9 目指すは大骨!超長距離航海

今回のあらすじ

ヴァイキングYOSAKUは一度は断念した大骨討伐のための遠征を敢行することにした。
なお一緒に遠征に行くものはいない。
YOSAKU!総勢1名参戦!

↓前回

yosakutonton.hatenablog.com

 

釣り

お金が貯まったので釣竿と釣り餌を買った。
これで焼き魚が食べられると期待に胸を膨らませて釣りに出かけた。
海辺に住んでいるとこういう時に便利だ。

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近所で夜釣りとしゃれこむ

ウキを投げて魚がかかったら糸を引く。
初めはウキの間合いがつかめず、何度かウキを投げていたら釣り餌がごっそり減った。
釣れた釣れないにかかわらず一度ウキを投げたら釣り餌を1つ消費する仕組みらしい。
しくじれない釣りが始まる・・・!

魚を釣り上げ、拾うボタンを押せば釣りは成功・・・なのだがこれが中々難しい。
釣った魚は速攻で拾わないと海に戻ってしまう。
でも拾う判定はシビアで思ったように魚を拾えない。
しかも、糸を引いているとスタミナが減っていく。
スタミナが減ると魚は逃げてしまう。
結果、じりじりとスタミナが減る中で魚を掴もうと焦ることとなる。

ちなみに魚を安定して釣るには焼肉を食べる必要がある。
野菜やキノコ、ハチミツだと糸を引っ張ている時にスタミナが切れてしまう。
菜食主義者に釣りは厳しい。

焼き魚は美味しかった。
流石にソーセージやシチューといった鍋を使う料理に比べると性能は落ちるが、焼肉と同じくらいの味と性能をしている。
本拠地近くで魚が釣れるのでちょこちょこ備蓄しておきたい。

そういえばにんじんは生でも食べられるけど生魚って食べられるのだろうか?
生魚が食べられるのなら航海中の食糧事情が改善しそうだ。

大骨討伐遠征

いざ遠征へ

鉄を掘っては本拠地で加工する日々を繰り返し最高品質の鉄防具が揃った。
採掘の傍らで食材も拾い集めていたので食糧にも余裕が出てきた。
ここで以前は装備の質から断念した大骨討伐遠征を行うことにした。

船は普段使っている那智(ロングシップ)ではなくヴァイキング船を使う。
那智がもし轟沈したら凹むし、道中に那智では通れない水路があるかもしれない。
それにヴァイキング船の方が小回りが効き、発進にかかる時間も短い。
この扱いやすさが生死を分けるかもしれない。
重大任務にあたる船の名前がただのヴァイキング船では可哀想なので名前を付けることにした。Valheimは北欧神話モチーフだから名前はヴォータン号だ。

ある日の明け方、ヴォータン号にポータルの材料を積み、YOSAKUは出港した。
孤独な航海が始まった。

南洋航路

南回り航路を進み、第3拠点を経由して南東へ進む。
すると第4拠点のある島の岸辺が見えてきた。
実はこの島は本拠地島よりずっと大きく、南北にも長く伸びていた。
昼は海を進み、夜は海蛇を避けるためにこの島の黒い森沿岸を進む。
夜間の座礁や上陸は危険なので陸には近づかない。

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ヴァイキング夜を往く。何も見えない。

やがて岸辺は沼、そして平地へと変わった。どちらも上陸すれば殺されかねない。
特に平地にはデスキートがいる。
一度デスキートがこちらに向かってきた時は焦った。
弓で撃ったら簡単に倒せたが過去の経験は未だに色濃く残っている。
海上でデスキートの羽音に怯えながら夜を明かした。
進めば進むほど安全地帯がなくなっている。

大海原へ

平地を過ぎると陸が見えなくなった。
YOSAKUは初めて大海原に到達したのだ。

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見渡す限りの大海原

どこにも陸地が見えない海は一度見てみたかったが実際見ると結構不安になる。
ちなみにこの辺りには霧の地という未知の場所があるらしい。

それはそうと夜になる前に平地を見つけないとヤバい!海蛇にやられる!
上陸できそうな陸地が見つかることを祈りながら航行しているうちに夜が訪れた。
おまけに霧も出てきた。陸らしきものはいまだ見えない。

霧の地への上陸

夜が大分更けたころ沼と高い木の影が見えてきた。
黒い森かと思ったが、地図には「霧の地」とある。
聞くところによるとValheimはまだ開発途中のため、霧の地に生息するモンスターがいないらしい。
ということは現状では霧の地は安全地帯、つまり安心して夜を明かせる。
早速上陸した。一晩いるだけなので夜明かしする小屋は作らなかった。
ちなみに霧の地は少し寒いこと以外に地形による状態異常などはない。

夜が明けるまで暇なので霧の地を探索することにした。
ここは一見黒い森と似ているが違うところもある。

まず周囲にクモの巣とも霧ともつかないものがただよっている。
とはいえ霧の地という割に霧は立ち込めていない。視界は良好だ。
ここに来るまでの沼沿岸とかの方が霧が出ていた気がする。
クモの巣の地とかに改名した方がいいんじゃないか。

また、黒い森にはなかった切れない大木があった。
鉱石や木の実の類は見当たらなかった。
当然モンスターもいない。そのはずだったが遠くに灯りが見えた。

霧の地の住人?

灯りに近づいてみると人影が見える。どうも何人かで儀式をしているようだ。
一体何者だろう。近づいてみると儀式をしていた者の正体がわかった。
ギャーギャーと叫びながら近づいてくる人影、特に一際目立つ者の名前は・・・

フ ュ ー リ ン グ シ ャ ー マ ン

フューリングじゃん!ヤバい、殺られる!
YOSAKUは踵を返して脱兎の如く逃げ出した。
後ろからギャーギャーとフューリングの声が聞こえる。
こんな遠くで死ねない。ヴォータン号に飛び乗ってバックで岸辺から離れた。
見れば先ほどYOSAKUがいたところにはフューリングが押し寄せていた。
何体かは泳ぎ始めたところだった。

間一髪でフューリングの魔の手から逃れた後は岸辺を流しながら夜を明かした。
後で地図を見たら霧の地のすぐそばに平地があった。
そこがフューリングが集まっていたところなのだろう。危ないところだった。

大骨のいる島へ

沖合に出てからは陸を見つけることに必死だった。
そろそろ航海に一区切りつけたい。

夜が明けてから地図を見ると現在位置は大骨の位置からかなり西にズレていた。
今度こそ大骨のいる島に辿り着くべくヴォータン号を走らせる。

やがて大きな沼が見えてきた。地図を見ると大骨の位置も近い。
ここが大骨のいる島のようだ。

位置を突き止めたとはいえいきなり大骨に挑むのは危険だ。
まずはこの島に拠点を作る。
出港前に本拠地にポータルも用意したのでこちらの拠点とポータルを接続する。
しかし大骨がいるからといって沼に拠点を置くのは危険すぎる。
拠点を置くなら草原もしくは黒い森にしたい。

岸辺を進んでいくとこの島の岸は沼だが、内陸には黒い森があることがわかった。
黒い森を東西に横切るように川幅の狭い川が流れていた。
ヴァイキング船を持ち出したのはこういう時のためだ。
ヴォータン号を進めて小川に入っていった。

川は曲がりくねっていて、岩が出ているところもあった。
この船にして良かったと思いながら川を抜けると北岸に平地があった。
恐る恐る進路を南にとるとこちらの岸辺は黒い森だった。
つまりこの島の大部分は黒い森で川で北に平地、南西部に大きな沼があるようだ。
これだけ広大な黒い森なら沼や平地のモンスターが来ることもないだろう。
ここに拠点を作ることにした。

大骨拠点建設

ここの拠点は旅順方式にしようと思い、半島になっているところに拠点を作った。
床板とポータルを敷き、次に地面を盛り上げたり掘ったりして防壁を作る。
それから木造家屋を作って拠点を増強していった。
こうして大骨攻略の為の拠点が完成したがこの拠点はすぐ役目を終えた。

探索の過程で沼に近い場所にこの拠点と似たような場所が見つかった。
沼との行き来の距離を考えた結果拠点を移転したのだ。
元の拠点は建物だけ残っている。

こうしてピンチもあったものの遠征は成功。
大骨討伐拠点、略して大骨拠点ができた。

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長い航海の成果



ここからは沼の探索をしながら拠点を増強することになる。

大骨拠点の整備

遠征が終わるとすぐに大骨拠点の整備を始めた。

防壁

まずはトロルやドワーフを防ぐための防壁を作る。
旅順方式に則って北側に防壁を作ったが、ドワーフが泳いで回りこむことが多かった。
海まで防壁を伸ばすか拠点を囲むように防壁を作らないと上手くいかないようだ。
現状でもモンスターの足止めには威力を発揮しているのでこのままにした。

鍛冶場

次に鍛冶場を充実させる。
これまでは高い設備レベルが求められる装備のアップグレードは本拠地で行っていた。なので本拠地の鍛冶場は現在到達できる最高レベルであるレベル7になっていた。
一方で他の拠点では金属装備を修復するためのものだったので設備レベルはせいぜい3だった。本拠地の鍛冶場を使えば足りるためそもそも鍛冶場がないところもあった。

大骨拠点のある島は本拠地から遠く離れている。
鍛治のために鉱石をここから本拠地に持ち帰るのは大変だ。
この島に設備が整った鍛冶場を設けた方が早い。
拠点の近くに銅鉱石があるので鍛冶場の整備は簡単に進んだ。
ひとまず材料が簡単に集まるレベル3まで上げた。
もっとレベルを上げるのに必要な材料は沼で手に入るだろう。

上質な木はいずこ

沼や黒い森が近くにあるので金属の調達は楽に進む見込みがあった。
一方で草原は全然見当たらないので上質な木の不足が深刻だった。
草原は本拠地島周辺でしか見つかっていない割に上質な木の需要は高い。
しかも上質な木の材料になる樺やオークは種から育てることができない。
そのため工事を中断して樺を伐採しに本拠地に戻ることがしばしばあった。

大骨沼の探索

本拠地の整備が一通り完了してからいよいよ大骨沼に足を踏み入れることにした。

大骨の祭壇

ボスが鎮座するだけあって大骨沼は広い。
迷子になりながら進むうち、中央部にある大骨の祭壇を見つけた。
エイクスュルや長老の祭壇は祭壇感あふれていたが大骨のものはデカい頭蓋骨だった。

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大骨の祭壇。このまま動き出しそうだ


ちなみに祭壇に捧げる供物は霊廟で拾える「古くなった骨」だった。
大骨を呼び出すにはこれを一度に10個捧げないといけない。欲張りさんめ。

他の探索結果

大骨沼は今まで見つけた中で一番大きい沼だった。
大きいだけあって霊廟やスルトリングの巣も複数見つかった。
クズ鉄やスルトリングの核が大量に手に入るに違いない。採掘に何日かかるかな。

色々なものを見つけたのはいいがいつの間にか夜になっていて、大量に湧いてきたモンスターにボコボコにされて死んだ。
沼で死ぬのは初めてではないが結構奥深くで死んでしまったのでアイテム回収に行くのはドキドキした。
アイテムを回収したところで大骨沼の偵察を終えることにした。

ここはあまりに危険だ!何せ歩いていたら死んだ。
各地にある湧きポイント、水場と倒木でできた起伏の激しい地形、スタミナを奪う雨、モンスターの毒や弓矢…沼が大きい分危険も大きくなっている。
でもここは大骨討伐や霊廟探索で何度となく訪れる場所、なるべく安全に過ごせるようにしたい。

沼の危険を減らしたいなら答えは一つだ。沼を整備するしかない。

大骨沼改造論

弓を鍬に持ち替えたYOSAKUと沼の戦いが始まった。

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沼で工事中のヴァイキング

大骨沼の埋め立て

まずは鍬の「地面をならす」で通り道にする予定の水場を埋め立る。
これで泳ぎモーションに入った時に自動的に装備が解除されるのを防ぐ。
それにジャンプできると敵から逃げやすくなる。
こうして祭壇や霊廟までの道を整備していく。

水深が深いところは石を消費する「地面を盛り上げる」で埋め立てる。
こちらの作業は都度必要な石を調達する必要がある。
数日間この作業を繰り返すと霊廟や祭壇などの主要なポイントが地続きになった。
普通の沼ならこれで工事が終わるが今回はボス戦に備えて祭壇周辺も埋め立てた。

今まで戦ったボスは図体が大きいものばかりだった。大骨も同じだろう。
大骨戦の主戦場になると思われる祭壇周辺は広場になってはいたが図体が大きい相手と戦うなら広ければ広いほど逃げ回りやすい。
なのでバトルフィールドを拡張するべく周囲を埋め立て、広場を2倍くらいの大きさにした。これで大骨戦は大分楽になるだろう。

探索の準備

埋め立て工事のついでに大骨沼に3つほどあったスルトリングの巣を水浸しにした。
拠点で炭を焼くよりも今後、探索のついでにここで炭を回収した方が楽になる。
スルトリングの核は鍛冶設備やポータルを作るのに必要なのであって困ることはない。
後の話だが、スルトリングの核はあまりにも大量に手に入ってアイテム枠を圧迫するようになった。でも炭を集めるのに便利なのでこのやり方はやめられそうにない。

霊廟の扉をカギで開けるのもまとめて行っておいた。探索していると色々な素材を持ち帰りたくなるが、カギが占めているインベントリの一枠が惜しくなる。霊廟だと数種類の貴金属が手に入るのでインベントリは少しでも空けておきたい。

次回のValheim

長くなってきたので今回はここまで。
いよいよ次は大骨戦といきたいところだが、先に霊廟の探索や武器の更新を行ったほうがいい気がしたきた。青銅のメイスや上質な木の弓を使っている現状でも戦えるが、沼で☆付きの強いモンスターを相手にしているともっと威力のある武器が欲しくなる。
それに、いざボス戦に臨もうとすると「もっと守りを固めたほうがいい」という心の声も聞こえてくる。

大骨に挑むのはまた後にしよう。