Valheimこぼれ話 大冒険の傍らで

今回は前回の記事に書こうとしたけど割愛したモデル討伐行の陰でやっていたあれやこれやの話。

狼武士団

山で捕まえた狼を地道に繁殖させた結果、狼が2桁になった。ここまでくると群れというか一つの軍団だ。

星2の狼も揃ってきたので余程のことが無ければ壊滅しないだろう。というわけで狼を本拠地警備に任じた。狼には警備の褒賞として肉を与える。これは肉で結ばれた封建制だ。なので彼らを狼武士団と名付けた。

狼武士団は畑や牧場、港といった本拠地の主要施設を警備する第一師、犠牲の石配備の第二師、植林区画配備の第三師、港を守る第四師、星2中心の予備師の4部隊で構成されている。

このうち、犠牲の石に湧いたモンスターをスポーンキルする第二師と襲撃イベントの最前線になる第三師は激戦が多く消耗も激しい。なので肉を多めに支給している。予備師は員数維持の要なので石造りの狼小屋で暮らしている。第一師については本拠地の防壁と堀を越えられるものがまずいないので比較的平和に過ごしている。

狼武士団を結成してから本拠地でYOSAKUが戦う機会は激減した。襲撃イベントでも現場に向かった時にはモンスターが返り討ちになっていることがほとんどだ。

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飼いならした狼たち

ちなみに狼はテイムが完了した猪は襲わない。猪は狼に守ってもらおう。

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ちびっ子の狼。かわいいね!

 

遭難事件

Valheimの世界を冒険する上で悩みの種となる死と装備回収。身構えているときに死神は来ないらしいが、ヴァイキングでも不覚を取ることはある。

他のヴァイキングたちの為にYOSAKUの遭難事例と装備回収の話を書いておこうと思う。

ケース1 海の上で死亡

リヴァイアサンフジツボを採掘したあと船に戻る前に力尽きて死んでしまった。乗っていたロングシップは無事だったが海上に置き去りになった。

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海上の墓標、あるいは欲望の末路

この時は放置状態になっていたヴァイキング船を持ち出してアイテム回収をした。ロングシップの方はヴァイキング船とロングシップを交互に動かして海を少しずつ進んで回収した。

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回収作業

船の回収中に海蛇が来たら危なかった。

ケース2 上陸先で死亡

ロングシップで平地に乗り上げた直後にフューリングの群れに襲われて沈んだ件。

今回は死亡地点の近くに船がない。本拠地から死亡地点まで航海することを考えてゲンナリした。だがよく考えたら船の材料はポータルを通過できた*1。そこで前回活躍したヴァイキング船を壊して材料を回収、ポータルで死亡地点近くの拠点に行って船を組み立てた。

あとは型落ち装備を身につけて出発。自分の墓から装備を回収したら再びヴァイキング船を壊す。その後死んだ時に残されたロングシップに乗って帰還した。

ケース3 穴の中で死亡

銀鉱石の採掘中や狼のテイム中などに掘った穴の中で死んだ場合。
穴の中まで潜らなくても穴のフチに行けばアイテム回収できることも多い。
自分を殺したモンスターがまだ穴の中にいるかもしれないので弓は持った方が良い。

ケース4 登山中に死亡

こういう時は大抵防寒性能のある防具は死亡地点に置いてきている。
何かしらの食事をとり、寒さ耐性蜂蜜酒を飲んで全力ダッシュすれば結構回収できる。
型落ち装備を着ていければさらに確実。
雨が降っている時は寒さ耐性が無効化されるので晴れるのを待とう。

 

海蛇狩り

船を破壊する海の恐怖、海蛇。もし船を撃沈されたら生きては帰れない。

昔は海蛇を見ると全力で逃げていた。
だが狩人の弓を作った頃から海蛇を返り討ちにできる雰囲気が出ていた。デフォルトで毒ダメージを与えられる世界最強の弓「ドラウグルの牙」を作って以降、狩るものと狩られるものは逆転した。

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忍び寄る海蛇

ロングシップで海に繰り出し、海蛇を見つけたら船の速度を落としておびきよせる。
あとは弓で海蛇をボコボコにすれば蛇肉が手に入る。

蛇肉は1つあたり重さ10もあるが一度に7個くらい手に入る。
性能も平地で手に入るロックス肉並みに良い。
シチューにすると重さが減り腹持ちも良くなるのでガンガン狩っていきたい。

ちなみに海蛇の肉は海に浮くので海のど真ん中で倒しても安心だ。
ただし、鱗やトロフィーなどは水に沈んでしまう。
入手したいなら浅瀬や陸に引きずりこんでから倒す必要がある。
普通に陸に誘き寄せるだけだと海蛇は途中で帰ってしまうので銛で引っ張るといい。ロープで引きずりながらでも船は操作できる。
海蛇を引っ張っているときはスタミナを消費するが、海蛇が船を追いかけている状態だとスタミナは減らない。水に入って泳いでしまうとロープが解除されてしまう。

YOSAKUは陸に引きずり込むのが下手なのでトロフィーがとれないし中々海蛇狩りがうまくいかない。悲しい。
ちなみに鱗からガード値90の盾が作れる。銀の盾くらいのガード値なので結構強い。

 

*1:金属はポータルを通れないが船にも使われている釘はポータルを通過できる

Valheim開拓記13 竜をたずねて大冒険

前回山に足を踏み入れたYOSAKU。探索がひと段落したので山のボス討伐に向かうことにした。
↓前回の記事

yosakutonton.hatenablog.com

 

ボスはどこだ!

山を探索しているとルーンストーンを見つけた。それによると、山にはモデルというドラゴンが住んでいるらしい。そういえば犠牲の石にドラゴンの絵が描かれたものがあった。きっとこのモデルというドラゴンが山のボスなのだろう。聞くところによるとモデルの加護は風向きを追い風に変えられるという。YOSAKUワールドは海が多いのでこの加護は嬉しい。なるべく早めにモデルを倒したい。

だが問題がある。モデルの居場所をYOSAKUは知らない。本拠地島の山をくまなく探してもモデルの居場所はわからなかった。まあ、じきに見つかるだろう。本拠地島の銀鉱脈は掘り尽くしてしまった。新たな銀鉱脈を求めて他の島の山を探す必要がある。そのときにモデルも見つかるだろう。そう楽観的に構えていたYOSAKUだったが、モデルの居場所はなかなかわからなかった。

モデルの居場所

山々を巡り銀鉱石を採掘した結果、銀系の防具は最高品質、よく使っていた弓と剣もドラウグルの牙と銀の剣になった。
だがモデルの居場所はまだわからなかった。

5つ目の山を探索した際に漸くモデルの居場所を突き止めることができた。山中にある石造りの砦にあったルーンストーンにモデルの居場所が記されていた。

モデルの居場所はここだ!

f:id:yosakutonton:20210909005051j:plain・・・めちゃくちゃ遠いじゃん。

大骨の居場所が半ば世界の果てだったがモデルも同じくらい遠い場所にいる。
しかも、モデルは自分が今までノータッチだった西部にいる。
モデル討伐は結構骨が折れそうだ。

 

西方大遠征

モデルの居場所がわかったので討伐遠征にいくことにした。目的地はあまりにも遠く、途中で立ち寄れる拠点もない。なので途中に拠点を作ることにした。草原か黒い森に作ろう。そう思いながらポータルの材料を船に積んだ。

本拠地の北西は海が続いているので速度の出るロングシップにした。この頃大骨島のロングシップを本拠地に引き揚げていて本拠地港が混雑していたという事情もある。

西方の大島

本拠地を出港して西に船を進めていると南北に長く伸びた島に着いた。
ここは平地のようだ。
流石に平地に上陸する勇気はない。風向きが良い北向きに舵を切った。
この島は南北に長く伸びているらしい。長い島だから長島と呼ぼう。

北に進むと小島が南北に連なっていた。小島の間を抜けて西側の海へ出た。
そのまま船を西に進めると沼に行きついた。今沼の探索はしたくない。
モデルは南西にいるので少しでも近づこうと進路を南に取った。
畜生!また沼だ。こっちに行くと今度は平地。ここは沼と平地しかないのか?*1

東に進路をとると長島の南部に到達した。ここは広大な黒い森と草原が広がっている。今まで見てきたところと比べるとかなり安全だ。

モデルを目指す西方遠征は結果的に長島沿岸の調査航海になっていた。
本拠地港を出て結構時間も経ったし、本拠地港からの距離も遠くなったのでそろそろ拠点を作りたくなった。
本拠地からの距離や上陸後の安全を考えると長島に拠点を作りたい。だがどこに作るかが問題だった。平地にいきなり拠点を作るのは流石に怖い。南側は安全だが東西の移動には岸をぐるりと回る必要がある。その上、長島と本拠地の間には島がある。航行の利便性を考えるとイマイチだ。

前線基地設置

あれこれ考えながら船を出していると長島の北端に到達した。
ここは海峡というか頑張れば泳いで渡れるような水路になっている。
水路の北には先に通過した黒い森群島、南には長島の平地がある。

ここは拠点に適していると思った。
東西の航行ができるし、距離は遠いが本拠地島からここまで直線的に移動できる。
北の小島に拠点を置けば平地のモンスターに追われても水路で足止めできる。
黒い森なら拠点に食料や木材の調達も楽だ。おまけに平地や沼に近いので探索が楽。
前線基地にするのに良い条件が揃っていた。

ということでここを北西拠点とした。
早速ポータルを設置し矢来で囲った。それからベッド、焚き火、チェストを置く。
ついでに丸太の柱で家の骨組みを少し作っておいた。この拠点は大きなものにしたい。

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北西拠点。西と東を間違えたのでポータルの名前は東拠点だ。

西方大遠征

北西拠点を置いたので今度こそモデルの居場所を目指す。
本拠地から北西に拠点を置いたので少し遠回りになった。
まだまだモデルの居場所は遠いのでもう一つくらい拠点を作るかもしれない。

第一次遠征

南西方向に船を出した結果、長島の西側は島に囲まれた内海だとわかった。
真ん中には沼らしき島がある。周りの島も沼や平地が目立つので健康に悪い。
おまけに風向きも良くない。
右往左往しているうちに夜になったので航海を切り上げて北西拠点に戻った。

第二次遠征

今までロングシップで探索していたが、西の海は島が入り組んでいる。
こうなるとヴァイキング船の方が扱いやすい。
北西拠点でヴァイキング船を新調し、再び南西目指して出航した。
今度は島に近づいて詳しく調べる。
調べていくと南西に島と島の間に船が通れる水路を発見した。

そのまま南西に船を進めていくと沼に出くわしたので西に進路を変えた。
島に阻まれて船は西から北に進み、沼は黒い森から平地になっていた。
また平地じゃん。

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こっちの平地は巨大な石柱が点在している

 

この辺で気付いたが、先ほどから進路を阻む陸地はL字型の島らしい。
YOSAKUはずっと島の北側を進んでいたらしい。道理で南西に進めないわけだ。

平地拠点建設

このままだと島をぐるりと回り込んでしまう。

流石に引き返そうとしたが
「黒い森の近くなら平地でも多少安全なのでは」
と思い始めた。

せっかくこんな遠くまで来たのだしこの辺りにも1拠点置きたい。
幸いポータルの材料には余裕がある。
夜明かしも兼ねて近くの黒い森で資材を集め、日が昇ったら平地の樺林に上陸した。
まずポータルを置き平地と北西拠点のポータルをつないだら矢来で一応の防御を施す。こうして初の平地拠点ができた。

それから本拠地から石を持ってきて矢来の外に防壁を作った。
これで平地拠点を襲えるのはデスキートだけになった。

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防壁建設中の平地拠点
航海の終わり

地図を見ていると平地拠点からモデルの居場所はそう遠くなかった。
平地拠点があるL字型の島を越えれば辿り着けるだろう。
今度こそモデルの居場所に辿り着くぞと船を出した。

L字型の島の南東の沼はマングローブ林みたいになっていた。
しかもこの時は増水していて端の方はヴァイキング船で通れるようになっていた。
これ幸いと沼を抜けた。

沼を抜けた先にまた大きな島があったがスルーして西に進む。
西へ西へと船を進めると霧の地と大きな山が目に入った。
地図を見るとモデルの居場所は近い。この島が目的地に違いない。

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遠征の終わりが近付く

ふもとの霧の地に接舷し船に積んでいたポータルの材料を持っていく。
モデルを呼び出す為の祭壇を見つけたら近くにポータルを置くつもりだった*2

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今回の遠征の結果

モデルの棲む山

なぜ山に登るのか、そこにモデルがいるからだ。

モデルモデルと言っていると美人でも出てきそうだ。
…一応モデルは雌らしい(雄はドレイク)。

ボスがいる山というだけあってこの山はかなり大きく高い尾根が連なっている。
縦も横も、このワールドで一番大きい山だった。

斜面は文字通りの断崖絶壁だったのでジャンプしながら登った。
あまりにも険しいのか登山中は狼などに出会わなかった。

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断崖絶壁を登る

 

山頂に着くと砦があったが特に何もなかった。
地図を見ると砦から南西にいくとモデルがいるらしい。隣の尾根だ。
この時は夜になっていたが狼はあまり出てこなかった。

夜の山を進んでいくとようやくモデルを召喚する祭壇がみつかった。

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ここまで長い道のりだった。

ルーンストーンがないと思ったら祭壇の床の赤い竜の絵がルーンストーンだった。

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祭壇には何かを嵌められそうな窪みが3つある。
それってドラゴンの卵を3つ捧げろ…ってコト⁉︎
ポータルで運べないもの3つ祭壇に運ぶの大変だなあ…。
そう思っていたが近くにドラゴンの巣があった。
ここから卵を調達すればいいと一安心した。

ようやくモデルの居場所を見つけたので、祭壇の近くの岩陰にポータルを設置した。
これでいつでもモデルに挑める。

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モデルの近くに作ったポータル小屋。通称モデルハウス

 

モデルとの戦い

雪深い山にいるんだからモデルは火に弱い。
というかHPが高いから継続ダメージは強い。
というわけで火の矢を200本ほど用意した。

ドラゴンの卵が集まったのでモデルを召喚した。出てこいやー!

供物を捧げるとドレイクとは比較にならない大きなドラゴンが姿を現した。
どことなくリオ◯イアっぽい。
さて、モデルだが戦ってみるとそんなに強くなかった。
大骨の方が倒すの大変だったかもしれない。

モデルの武器は飛びながら繰り出す高威力の氷弾と地上で繰り出す噛みつき攻撃だ。
銀装備を整え、ソーセージやシチューでHPを確保していれば大して苦戦しなかった。
特に地上に降りたモデルは岩に引っかかっているのか動きが鈍く棒立ちになっていた。
地上にモデルがいる時は剣と盾で戦っていたので火の矢の消費は60本程度に留まった。

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ブレスを吐くモデル。かっこいい

モデルを倒すとトロフィーとドラゴンの涙×10が手に入った。
人間に卵を奪われた上にボコボコにされたら涙が出るのも無理はない。
ドラゴンの涙は職人テーブルの材料になるようだ。

職人テーブルを作ると鉄溶鉱炉、糸車、風車が作れるようになる。
溶鉱炉は黒い金属の塊(平地のゴブリンことフューリングを倒すと手に入る)の精錬に使うとしてあとの2つは何に使うのだろう。
きっと平地に行ったら使い道が出てくるのだろう。

モデルのトロフィーは風を追い風にする効果がある。
海の多いYOSAKUワールドではとても重宝しそうだ。

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次回のValheim開拓記

モデルを倒したのでそろそろ平地にいく頃合いだと思う。
遠征の傍らでもいろいろあったり死んだりしたのでそういう話も書きたい。

*1:あとでよくよく調べると黒い森や霧の地もあったけど沼や平地は遠くからでも目立つので海にいると沼と平地だらけに見える。いずれにせよ西側には草原は少なかった。

*2:これを書きながら思ったのだが、もしこの時死んだら装備の回収が非常に大変だっただろう。接舷した時点で霧の地に北西拠点とのポータルを作っておくべきだった。

Valheim開拓記12 山登り/狼を捕まえる

前回のValheim開拓記

前回は大骨を倒して本拠地を整備した。
次のボスは山にいるというので今度は山を登る。
山には何があるのかな

前回↓

yosakutonton.hatenablog.com

 

山登り

防寒準備

山は雪が積もっていてとても寒い!
具体的には毎秒1ダメージ受けるくらい寒い。
山を登るなら寒さによるダメージを受けなくなる寒さ耐性蜂蜜酒が必要だ。

蜂蜜酒は以前商人のところに行く際に作った残りがあった。だがそれだけだと些か不安なので前回の本拠地整備作業の傍らで蜂蜜酒を50本くらい作っていた。
これだけあれば困るまい。

いざ山へ

蜂蜜酒で防寒対策も整ったので山登りを開始した。
山は何箇所かあるが最初は本拠地島にある山を登ることにした。
あそこは本拠地から一番近い山(徒歩で行ける)だし、第二拠点も近くにある。
行き来がしやすいので最初の山登りにはぴったりだろう。

第二拠点を出発して黒い森の斜面を登っていくとやがて一面の銀世界が現れた。
山だ。
山はかなり高く山頂はよく見えない。

山を眺めているうちに猛吹雪に襲われた。何も見えない。
これは大変な冒険になる。そう思った。

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視界を奪う吹雪

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登山中の一枚

山の戦い

狼との遭遇

山には狼がいる。
YOSAKUの友人は以前山に行って狼にズタズタにされて殺されたことがあるらしい。
その話を聞いてからYOSAKUは狼を死神のごとく恐れていた。
故に山に足を踏み入れた時も狼に対する警戒心は高かった。

山に入ってすぐ、YOSAKUは狼の遠吠えを聞いた。
狼は近い。
弓を構えながら周囲を見回すと灰色の点が見えた。

直後、点は狼になった。

‥‥‥狼は手強かった。
トロルくらいダメージが出る上に動きが早い。耐久力もそこそこある。
今回はタイマンだったから良かったものの、複数に囲まれたら危険だと感じた。

第一狼を倒したらそのまま山を登っていく。険しい斜面がスタミナを奪う。
そこに襲いかかる狼。油断しているとすぐにスタミナがジリ貧になる。
狼は登攀能力が高いので結構しつこくプレイヤーを追いかけてくる。
斜面を逃げ回りながら弓で体力を削り、頃合いを見て剣で片付けた。
盾で一度攻撃をしのがないとダメージを受けてしまう。やはり狼は危険だ。

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狼の群れに襲撃されるランダムイベントもある。出現する狼の数が多いので結構厳しい。
ちなみにこれは平地でも発生する。
ドレイクとの遭遇

さらに山を登ると空飛ぶ水色の竜が現れた。彼らはドレイクというらしい。
ドレイクのくせに火ではなく氷のブレスを吐いてきた。
飛び回っているので弓矢で落とした。

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ドレイク。木の矢でも2,3発当てれば倒せる。正直そんなに強くない

ドレイクが何頭か群れていたところに行くと紫に輝く何かがある。
それはドラゴンの卵だった。かなり大きい。
ちなみに重量が200もあった。重すぎる。
重すぎてポータルを通過することもできない。

何かの素材になるわけではなさそうだが、ボス召喚に使う気がするので拾っていった。
これで所持重量がギリギリになったので最初の登山を終えることにした。
ドラゴンの卵は持ち運ぶには重いので近くの拠点に置き後日船で運んだ。

ストーンゴーレム

山を登っていると近くの岩が「ゴゴゴゴゴ」という音とともに動き出した。何事かと思ったら岩は地面から出て歩き出した。これはストーンゴーレムらしい。

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ストーンゴーレム。結構大きく、逆三角形の体系なので足元を狙いにくい。

ゴーレムと言えば頑丈だと相場が決まっているがストーンゴーレムも同様だ。
高いHPと攻撃力に加え、攻撃範囲が広い。そのため周囲の岩場が破壊されてしまう。

石なのでつるはしが弱点なのだが、つるはしはモーションが大きく攻撃範囲も狭いためうまくストーンゴーレムにヒットさせるのが難しい。
ストーンゴーレムの背中に飛び乗るとつるはしでタコ殴りにできるが、一度背中に飛び乗れてもストーンゴーレムが動き回るうちに落ちてしまうこともしばしば。

背中に飛び乗るのがうまくいかないときは奈落の銛でストーンゴーレムを穴に引きずり落とすのが良い。
ストーンゴーレムは岩は壊せても地面は壊せない。
銀を採掘していた時にできた穴などを利用するとよいだろう。

横からストーンゴーレムにとびかかってつるはしで攻撃するジャンピングつるはしはほぼうまくいかないのでおススメしない。
この方法だと攻撃が空振った上に着地した時に地面を掘ってしまい大きな隙が生じてしまう。

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穴に落とされたストーンゴーレム
こうすれば怖くない

ちなみにストーンゴーレムは山のモンスターだが、狼やドレイクなど他の山のモンスターとは敵対関係にある。狼の群れやドレイクの群れにストーンゴーレムをぶつけると潰しあってくれる。大抵最後に残るのはストーンゴーレムだ。

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フェンリング

山には狼の他に人狼もいる。何を言っているのかわからないと思うが人狼がいる。
この人狼はあまり強くない。攻撃は大振りだし動きも俊敏じゃない。
正直狼の方が怖い。

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遠吠えもする。狼とは鳴き声が違うので識別は簡単

ドロップ品は狼の牙など、狼とあまり変わらない。
トロフィーも落とすらしいがYOSAKUはまだ手に入れていない。

山に埋まるもの

黒い森や沼には鉱脈があった。山にも鉱脈か何かあるはずだがその類は見当たらない。
ついでに言うとダンジョンもない。
だが山の地下には銀鉱石が眠っていた。
大骨から得た叉骨を装備して雪山を歩くと何かが埋まっている場所があった。

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叉骨が埋まっている何かを感知した状態

 

そこの地面を掘ると銀鉱脈が出てきた。

本拠地島の山にある銀鉱脈はかなり大きかった。
採掘すると石と銀鉱石が大量に手に入った。銀鉱石は30個くらいあったかな?
これだけあれば何か作れるだろう。

早速拠点に持ち帰ろうと思ったが、銀鉱石と石は重かった。
結局近くの廃墟にあったチェストを活用することになった。

黒曜石との出会い

石器でお馴染みの黒曜石も山で手に入った。
山のところどころにある黒曜石の鉱脈なるものをつるはしで掘ると黒曜石が手に入る。鉱石と違って黒曜石は精錬の必要がない。そもそも精錬しないで使うものだしね。

ちなみに黒曜石は矢の素材に使う。作れるのは霜の矢、毒の矢、黒曜石の矢だ。
金属製の武器が作れる状況では黒曜石のナイフなどは作ろうと思わなかったようだ。

霜の矢は凍結攻撃*1ができる。大骨の弱点でもある。
毒の矢はHPの高い敵に有効。
黒曜石の矢は鉄の矢よりも威力が高い。金属を使うより経済的だ。

 

銀鉱石の輸送

銀鉱石はとても重い。1つで重さ14もある。
ちなみに重さに定評のある銅、スズ、クズ鉄は1つ重さ10だ。
銀鉱石は他の鉱石同様インベントリ1スロットあたり30個持てる。すると重さは420だ。
メギンギョルズ込みでも一度に30持つのは厳しい。
なので山の廃墟に銀鉱石を保管して小分けして運ぶことにしている。

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一度に30個の銀鉱石を運ぶのは防具とつるはし、最低限の食料で山に行くなら可能だ。
だがそれで山を生き抜けるだろうか。
YOSAKUは日頃色々な装備を持ち歩いているので銀鉱石は30個も運べない。
鉱脈の近くに設置した一度チェストに保管し下山時に20個くらいずつ持ち運んでいる。

銀鉱脈が複数ある山の場合は登り用のポータルを置くこともある。登りは時間がかかるし危険も多いのでこうすると一気に採掘効率が上がる。

当たり前だが銀鉱石を持っているとポータルを通れない。
スロットに余裕のあるロングシップが輸送に大活躍した。

銀装備を作る

本拠地島の銀鉱脈は一つしかなかったが、それでも30個ほどの銀鉱石が入手できた。
まずは防具でも作ろう。手持ちの材料だと狼の胸当てが作れた。

狼の胸当ての防御性能は鉄のスケイルメイルの上位互換。それに加えて寒さ耐性がついている。
・・・あれ?もう寒さ耐性蜂蜜酒いらないのでは??
山の探索のために張り切って50本くらい用意した寒さ耐性蜂蜜酒だったが、10本も使い切らないうちに備蓄装備になってしまった。
それから蜂蜜酒は山で死んでしまった時に飲むものになった。
山奥にアイテム回収に行かなければならなくなった時は余るほどの寒さ対策蜂蜜酒を作った過去の自分に感謝していた。

後に作った狼の毛皮のケープも寒さ耐性がついていた。
これから山を探索するヴァイキングは銀を手に入れたらまず上記の2つの装備を作るといいだろうと思う。

山登りのあれこれ

・山ではジャンプしないと登れない壁のような斜面も珍しくない。
登りではスタミナを奪われ、下りはショートカットしようとして油断すると大ダメージを受けてしまう。家に帰るまでが登山だ。

蜂蜜酒で防寒対策をしていても濡れている時は防寒が無効化される。
そのため、雨が降っている時に山に入ると凍結ダメージを受けてしまう。
これは防寒性能の付いた装備を身につけた時も同じだった。
山登りは天気の良い時にしよう。

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雨で濡れ、サムスになっているYOSAKU

・山で死んでしまったときはまず食事をして体力を増やそう。HPの値がそのまま山で活動可能な秒数になる。
山の奥深くで死んでしまったときは防寒なしでは回収地点にたどり着く前に凍死すると思うので寒さ耐性蜂蜜酒を飲むのが吉。

・採掘時はモンスターに注意
採掘時は結構大きい音が出るからなのかモンスターがよく襲ってくる。採掘中は隙が多いし、採掘でできた狭くて深い穴にモンスターが飛び込んでくるとモンスターにボコボコにされるし逃げ場がない。
YOSAKUは採掘中、穴に狼が飛び込んできて地獄のインファイトを強いられたり狼に殺されたことが何度かある。

・山に埋まる何か
山には銀鉱脈の他に遺跡のようなものも埋まっている。
細長い岩が3つ、三角形に並んでいる場所で叉骨がそこにある何かに反応する。
掘ってみるときれいな人骨が見つかるが他には何も見つからない。
人骨を掘りだした後も叉骨は反応しているがいくら掘り返しても他には何も出ない。
こういう地点がいくつかあった。

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これだけ掘り返しても何も出てこない。
宙に浮いているのはこの墓の主らしき人骨。

狼を捕まえる

一通り探索を終えてから狼はテイムできることを思い出した。
狼は強敵だったのでテイムしたら貴重な戦力になりそうだ。

狼を餌付けするため山ポータルの近くに穴を掘った。
猪だったら柵で囲えばいいが、狼は柵を壊しかねない。
今回は狼を穴に落とすことにした。
YOSAKUは欲深いので早く狼を繁殖させるためにこの穴を3つ設けた。

次は肝心の狼を探す。とはいえ探さなくても向こうから勝手に来た。
手頃な狼を銛で捕らえ穴の方まで引きずる。
穴を飛び越え、穴の真上に狼が来たところでロープを解く。
この要領で2、3頭捕まえてきた。
もし奈落の銛なかったらどうやって捕まえるかな…わからん。

狼を捕まえたらあとは餌の生肉を穴に放り込んで馴れるのを待つ。
結構時間がかかるのでその間に採掘に出かけた。
探索から戻ってくると穴にはすっかり人に懐いた狼が……なんてことはなかった。
穴は狼を閉じ込めるのには深さが足りなかったのか、もぬけの殻になっていた。
まあ、狼は山の急斜面も登るんだからある程度の穴は登って出られるよね。
唯一穴に残っていた狼もなつき度は5%くらいだった。

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このくらいの深さの穴では狼を閉じこめられない

聞くところによるとなつき度を上げるには動物に感知されない程度の距離で見守るといいらしい。それでもリアルタイムで3〜40分はかかるらしい。
実際それくらいかかった。待ってる間は近くで資材を集めたり艦これしたりしていた。

狼、出会いと別れ

政治力の代わりに肉を使った地道な関係改善の結果、狼を飼い馴らすことに成功した。早速本拠地に連れて帰るべく下山した。
猪と違って狼には「待て」「ついてこい」の指示を出せるから移動はかなり楽だ。

黒い森の中を歩いているとトロルに出会った。
今回は狼を連れ帰るのが最優先なのでトロルをスルーしようとしたが狼は勇敢だった。

「英雄は普通の人間にまして勇敢なわけではない。5分だけ長く勇敢でいられるのだ」という言葉があるが狼は1分足らずでに戦死してしまった。英雄になるのは難しい。

ようやく心を開いた狼をほんの一瞬で喪ったYOSAKUの悲しみは大きかった。
これほどの悲しみを味わったのは2度だけだ。
一つは猪牧場が壊滅したとき。
もう一つは後の話になるが、飼っていた狼がテイム中の星2猪を殺してしまった時だ。

群狼作戦

本来狼は群れを作るものだ。
1頭だけで連れて帰ろうとしたのがそもそも間違いだったのではないか。

そう思ったYOSAKUは群れごと狼をテイムすることにした。
前回使った穴を広げ、近くにいた狼を前回と同じ要領で捕まえた。運良く星2の狼も2頭捕まえることができた。これらの狼(合計5頭)をテイムする。

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捕らわれの狼たち。もう逃げられないぞ。

 

テイム中は狼を穴に連れてくる途中に追いつかれて死んだり、穴に自分も落ちてしまって2,3頭の狼にタコ殴りにされるなどの事故死が相次いだ。やっぱり狼複数を一度に相手取るのは危険だ。

テイムが完了したら本拠地に狼を連れ帰る。
幸い、今回はトロルに出会わなかった。
道中で出会うドワーフや猪は瞬く間に狼によって素材へと変えられてしまった。
狼の群れは恐ろしい大量破壊兵器だったのだ。

海路の方が安全だと思ったので今回は狼を船に乗せて連れ帰った。
一見狼は船に乗せられないように見えるが、階段などで足場を作り、そこに乗った狼を船の方に押しやって突き落とすと船に乗る。
船に狼を乗せて「待て」と指示すれば狼は船の上で待っていてくれる。
しかし、船を動かすとき狼に「ついてこい」の指示をしないと狼はその場に固まったままになりやがて海に落ちてしまう。どうも「待て」というのは狼がその座標に留まり続けることを示しているようだ。YOSAKUはこれで2回くらい狼とはぐれてしまった。
ちなみに、海に落ちた狼はプレイヤーとはぐれると自分で岸に戻り、プレイヤーが迎えに行くまでその近辺で待機している。

次回のValheim開拓記

 次回は銀装備の作成や山のボス(モデル)の居場所を探す予定。

*1:敵の動きを鈍らせ、濡れている状態なら追加ダメージ

Valheim開拓記11 本拠地整備/インテリアにトロフィーを

前回ついに大骨戦を制したので、知り合いの中で一番探検が進んだ状態になった。
ここから先は未知の領域なのでなにもわからないですね。
大骨戦の話はこちら⇓。

yosakutonton.hatenablog.com

 

大骨戦のあとに

大骨を倒したYOSAKU。次の目標は山だが探索は後回しにした。しばらく本拠地で農業や拠点整備に勤しむことにした。防壁に囲まれた本拠地での生活は安らぎにあふれていた。だがある日YOSAKUは思い出した。トロルに襲われる恐怖を。モンスターに家を壊される屈辱を。

防壁内部、祭壇から現れた2体のトロルはいとも簡単に母家を攻撃し始めた。幸い被害が小さいうちに対処できたが今まで鹿やドワーフくらいしか出なかった場所からトロルが出てきたことで犠牲の石が防衛上の脆弱性となっていることが浮き彫りとなった。
高い壁で囲った本拠地とはいえ内部にモンスターが湧いたら元も子もない。
これを放置すると猪牧場全滅事件の禍を繰り返しかねないので本拠地の整備を始めた。

第N次本拠地拡張工事

祭壇対策

まずは脆弱性の根本となっている祭壇の対策を始めた。
とはいえ祭壇の近くは謎の力が働いていて建物も建てられないし地面も掘れない。
仕方がないので祭壇をぐるりと防壁で囲った。

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祭壇は海に面しているが海岸側にも防壁を設けた。海岸にも謎の力が働いているので近くの海底を盛り上げた。f:id:yosakutonton:20210822144237j:plain
祭壇を壁で囲み、港の護岸も拡張して祭壇対策工事は完了した。

母屋の強化

 トロルによる本拠地襲撃で母屋の一部が破壊されてしまった。
母屋はこれまで何度か改修工事を行っているが木造のままだった。
このままだと今後また襲撃があった時に不安なので母屋の壁を石壁にした。
母屋の壁を1から改装するのは面倒だし石造りの家は内装が殺風景な気もするので木造の母屋はそのままにして外壁に石の壁をくっつけることにした。
丸太を持ったトロルの攻撃が届くであろう範囲を石の壁で覆い母屋の増強を終えた。

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防御力が上がった母屋。これでトロルに多少殴られても平気だろう。

屋根や煙突は未だ木造だがトロルはそんな高さにジャンプできないから大丈夫だろう。

港の整備

港にも手を加えた。

まず港の東西にあるモンスターよけの護岸を延長した。
船は港の西側から出入りすることが多いので西側の護岸の先端にはモミの木を植えた。木は建物よりも先に表示されるので建物よりも木を目印にしたほうがわかりやすい。

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港の入り口に立つモミの木

次に桟橋を改良した。
本拠地の港にはロングシップ用とヴァイキング船用の2つの桟橋がある。
それぞれの桟橋に作業台を置いていたが荷物の積み下ろしの時に邪魔になるし、風雨に曝されていたので傷みがちだった。
そこで桟橋の間を少し埋め立てて桟橋全体が効果範囲になるように作業台を置き、矢来や屋根でしっかりと保護した。
ちょっと海岸の祠っぽい感じになったので上にメイポールも立ててみた。それっぽさがますます上がった。少なくとも船を直せる御利益があるのは間違いない。

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こうして港の整備が完了した。
ちなみにこの港にはロングシップ2隻とヴァイキング船1隻が停泊できる。

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屋根の上から港を望む

猪牧場改造

噂によれば雪山を探索するようになるとドレイクが空から本拠地を襲いに来るらしい。
過去の猪壊滅事件の後、猪牧場は矢来で囲み固く守っているが上は無防備だ。

そこで猪牧場を石造りの建物に改装し猪小屋が完成した。
猪がどんどん繁殖することと考慮して猪牧場より多少敷地は大きくなった。

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母屋の上から。下に見える石造りの建物が猪小屋。

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小屋というが普通の家よりは大きい。

匠のこだわりポイント

猪小屋は上から餌をあげられる作りになっているのがポイントだ。
猪は扉の開け閉めの際に外に出てしまうことが多いので、扉を開けずに餌をやれるようにした。

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投げた餌はバスケのゴールよろしく柵に当たると跳ね返っていい感じに小屋の中に落ちる仕組みだ。

小屋の中の照明もこだわりポイントだ。
照明といえばたいまつだが猪は火を非常に怖がる。
そこで小屋の中の明かりはたいまつではなくほんのり光っている黄色いキノコにした。

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「猪はキノコを食べてしまうのでは?」と思いがちだが猪は黄色いキノコを食べない。
アザミも光っていて猪が食べた記憶はないので照明にいいかもしれない。

 

猪牧場の整備までやって今回の本拠地改装計画は完了した。

インテリアにトロフィーを

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モンスターを倒していると自然と集まるトロフィー。ボスを召喚するための供物、武器や装備の材料以外にもトロフィーには使い道がある。飾ると快適度が上がるのだ。それと、並べると自分の冒険に思いを馳せられて楽しい。

本拠地のベッドのそばには鹿からドレイクまで冒険の中で手に入れたトロフィーが飾られている。

トロフィーこれくしょん

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草原で見る生き物たち。トロフィーを眺めていて気付いたがネックは目が4つある。

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ドワーフたち。左から灰色ドワーフドワーフシャーマン、ドワーフブルート。

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沼の住民たち。左から骸骨、ドラウグル、スライム、腐敗した骸骨。
骸骨のトロフィーは金ピカ、腐敗した骸骨のトロフィーは目が光っていてかっこいい。

他にドラウグルエリートのトロフィーもあったが鉄の大ハンマーの素材にしてしまった。

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トロルと蛭のトロフィー。大きいのでベッドを使う時によく間違って回収してしまう。
面倒なので一段高いところに置いた。
狼とかドレイクのトロフィーがあるのはこの雪山を探索しているころに撮ったから。

ボスのトロフィーを飾る

色々なモンスターのトロフィーを飾っているうちにボスのトロフィーも飾りたくなってきた。聞くところによればボスのトロフィーはしゃべるらしい。
そうと知ると確かめてみたくなる。
犠牲の石(祭壇)に捧げたトロフィーはしゃべらないし、犠牲の石から外して家に飾ることもできないので家に飾るには再度ボスを倒す必要があった。

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壁の飾りと化したボスたち。
エイクスュル

最初に戦った時から大して苦戦しなかったが、再戦したらもう負ける要素がなかった。
早速トロフィーを家に飾ってみた。

シャイな性格だったのか、最初のころは無口だったが次第に打ち解けてきたらしく
オーディンに伝えろ。私が滅んでも、草原は貴様の支配には屈しない」
というような呪詛を吐くようになった。
矮小で貧弱な人間ごときに敗れたのが余程ショックだったと見える。

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流暢な英語で話すエイクスュル。北欧神話モチーフの世界なのにね。

 

ちなみに水に落ちたアイテムは一部例外を除き沈むが、ボスのトロフィーは水に浮く。

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長老

 1回目に戦ったときはひたすら長老から距離を取り、終始弓矢で戦っていたが2回目は鉄の斧で倒した。
最初は弓で戦っていたが近づいてきた長老が木にひっかかり、こちらが見えなかったのか攻撃も全然してこなかったので足元で鉄の斧をお見舞いしたらあっさりと倒せた。

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タコ殴りにされ続ける長老。
鉄装備ということもあって斧で伐採するほうが弓よりもダメージを与えやすかった。

長老のトロフィーも家に飾ったらしゃべった。

「貴様を小枝のようにへし折ってやりたいが、今はもう死にユグドラシルに還るのみ」
みたいなことを言っている。

エイクスュルと違って呪詛とかは儚い。彼の諦めと無念ぶりが伝わってくる。

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大骨

エイクスュルや長老と違い大骨は1回目に戦ったときに結構苦戦したので再戦する気があまりしなかった。
再戦したのは雪山に行くようになってからだった。

大骨は骨なので殴り属性に弱いが、氷属性にも弱い。
雪山で入手できる黒曜石や氷結腺(ドレイクが落とす素材)を使うと霜の矢という氷属性の矢を作れるようになったのを機に再戦することにした。
(雪山の探索自体の話は次回に書く予定)

二回目の大骨戦は一昼夜にもならなかった。1本目の毒耐性蜂蜜酒の効果が切れる前、10分もたたないうちにカタがついた。
こんなにあっさり倒せてしまうのかと驚いてしまった。

前も書いた気がするが大骨のトロフィーはかなり大きかった。エイクスュルと長老のトロフィーと並べるとあらためてそう感じた。

ちなみに大骨はしゃべらなかった。死人に口なしって言うしね。

これから大骨に挑もうと思っている人へ

これから大骨を倒そうと思っているヴァイキングは沼で鉄製の防具や武器を揃えたら一度雪山に行くべきだと思った。
雪山の冒険には寒さ耐性蜂蜜酒が必須だが、その材料は沼に行けるようになるころには揃えられる*1
普通に大骨に挑むより雪山で霜の矢の材料を手に入れてから大骨に挑む方が攻略がかなり楽だと思う。
雪山の狼は強敵だが鉄装備で狼に立ち向かわなければならない時はいつか必ず訪れる。それが早いか遅いかの違いしかない。

次回のValheim開拓記

本拠地の整備も一通り終わった。次回は雪山の冒険について書く予定。
狼は飼いならせるらしいので早く飼いならしたい。

*1:(材料はハチミツ、ドワーフの目、アザミ、血袋(沼にいる蛭から入手できる)。

Valheim開拓記10 大骨戦

記念すべき第10回
ついに大骨に挑戦する。
今のYOSAKUは彼をValheimの世界に誘った友人たちより先に進もうとしている。
↓前回。大骨目指して遠征した時の話。

yosakutonton.hatenablog.com

 

 

大骨戦に向けて

大骨沼は歩くだけでも危険だ。大骨戦はさらに危険そうなので準備に勤しむ。

大骨沼拠点の整備

大骨と身一つで渡り合うのは大変そうなので大骨沼のど真ん中に拠点を建設した。

まず切り倒せない木に足場をかけて拠点を作った。だがすぐに気づいた。
これ、足場殴られたら終わるじゃん。

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ツリーハウス

ということでツリーハウスの周囲に地面を盛り上げた防壁を作った。こうなると木の上にいる必要もない。鍛冶場や溶鉱炉を作って探索にも備えた拠点にした。大かがり火も設置したので沼名物の雨で濡れて寒い思いをすることもない。
大骨戦ではこの防壁がYOSAKUを守ってくれるだろう。

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沼の中に作った拠点。高い防壁でがっちり守られている。

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鍛冶場もある。沼の外の拠点まで鉄を運ばなくて済む。

鉄の大ハンマー

大骨には鉄の大ハンマーが効くという噂を聞いたので用意することにした。
鉄の大ハンマーを作るには鉄45個とユミルの肉、ドラウグルエリートのトロフィーが必要だ。鉄に関しては大骨沼にはダンジョンがたくさんあるから困らない。ユミルの肉も商人から買えばいい。
問題は出現率の低いドラウグルエリートから低確率で入手できるトロフィーだ。と思いきや目当てのトロフィーは本拠地にあった。
素材も揃ったので早速鉄の大ハンマーを作り実戦テストのために霊廟に行った。
そして思った。この武器強い。
両手武器なので盾を装備できず、攻撃速度もあまり早くないというデメリットはあるが範囲攻撃の威力はそれを補って余りある。この点は特にダンジョンだと有利に働いた。
近づくと毒攻撃をしてくるスライムやスポーンポイントを守っているドラウグルを安全な位置から一方的に粉砕できる。攻撃範囲は球状なので多少の高低差も平気。
霊廟の探索速度が上がったし死亡事故も減った。
こんな便利な武器と知っていたらもっと早く作っていたなと思う。
鉄の消費が激しかったが最高品質まで強化した。

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霊廟で鉄の大ハンマーを振り回すYOSAKU
範囲攻撃の射程が広いのでスライムなどを遮蔽物越しに一方的に攻撃できる。

矢の調達

鉄の大ハンマーを手に入れたとはいえ、元々大骨戦は弓矢で戦う予定だった。ダンジョン探索の際にコツコツ集めてきた鉄や火打ち石の矢の使い所だ。これだけで300本ある。ここに木の矢を合わせて600本の矢を用意した。これでも矢が尽きそうな気がする。わら人形で10万本の矢を集めた諸葛孔明が羨ましい。

 

大骨との戦い

備えあれば憂いなしと言うがこれ以上備えるものもなくなってきたので大骨に挑む。
最高品質まで強化した鉄系防具、鉄の大ハンマー、狩人の弓で身を固めた。
毒耐性蜂蜜酒10本、鉄の矢など各種の矢計600本。
これで沼拠点から矢とハンマーで攻撃し続ければ必ずや勝利を収められるだろう。やってやろうじゃねえかと祭壇に供物を捧げると辺りにまばゆい光が満ちる。

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光は一か所に収束していき、そこから大骨が姿を現した。

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大骨

・・・なんか思ってたんと違うな。
大“骨”という名前だし祭壇がデカいどくろだったので、がしゃどくろみたいな見た目を想像していたがそうじゃなかった。

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がしゃどくろ(Wikipediaより引用)

実際の大骨はエアー○ンやドラ○エのカンダタみたいな姿をしている。
どことなくユーモラスな雰囲気がある。他のボスと違い瞳があるのも愛嬌ポイントだ。

 

緩そうな見た目と裏腹に大骨はかなり手強く苦戦を強いられた。
まず毒攻撃の範囲が広い。壁の上に立っていても毒攻撃に当たることがある。
毒攻撃の威力も高い。毒耐性なしの状態で毒攻撃を受けると1秒あたり5点のダメージを受ける。よくて半殺し、普通は死を免れない。

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防壁の中でも毒攻撃の霧をくらうこともある

大骨自体の攻撃力も高い。
特に建築物には高いダメージを発揮する。
拠点の防壁を登り降りするための足場にしていた木の屋根は一撃で2400点ダメージを受けて粉砕された。

おまけに大骨は骸骨やスライムを召喚する。
スライムはジャンプできるので足場を登って拠点の中に入ってくることもある。
もしうっかり防壁から落ちると大骨とその他のモンスターにタコ殴りにされるわけだ。今までボス戦で死ななかったYOSAKUだが、防壁から落ちて1度死んでしまった。
防壁を作った状態でこの始末なので正面から突っ込んだら相当苦戦したに違いない。

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スライム。足場伝いに防壁に上ってくることもあるので厄介

大骨は殴り攻撃が弱点なので鉄の大ハンマーだと50〜90点のダメージを与えられる。
一方で矢は効果が薄く鉄の矢でもよくて15点くらいのダメージしか出なかった。
でも弓矢は毒攻撃を受けるリスクを軽減できるし大骨が防壁から遠くても問題ない。
基本は弓矢、時々鉄の大ハンマーで防壁の上からひたすら大骨を攻撃した。

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長く苦しい戦い

戦いは一昼夜に及んだ。

大骨を倒すと叉骨とトロフィーが手に入った。
叉骨はいわゆるダウジングロッドだった。
地中に埋まったアイテムがあると光と音で教えてくれる。
所持重量を増やせる神器メギンギョルズと同時に装備できないのが欠点。
大骨のトロフィーの効果は犠牲の石に今はまだわからない。

本拠地に戻り犠牲の石にトロフィーを捧げてみた。
大骨のトロフィーはかなり大きい。
エイクスュルと長老のトロフィーを足したより大きい。
そしてトロフィーをよくよく見て気づいた。

これ結構グロいわ。

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大骨のトロフィー。頭蓋骨だらけでグロい

大骨の愛嬌のある目は人間の頭蓋骨でできていた。
瞳は頭蓋骨の眼窩だった。首元にも頭蓋骨が所狭しと並んでいる。
そしてこのトロフィー、常にうごめいている。グロいなあ。

ちなみに大骨の加護は物理被ダメージ半減だった。
強敵との戦闘の時には役立ちそうだ。

次回のValheim

大骨を倒したのでValheimでの冒険も折り返しに差し掛かった。
今後は本拠地を整備したり山の探索に乗り出す予定。

Valheim開拓記9 目指すは大骨!超長距離航海

今回のあらすじ

ヴァイキングYOSAKUは一度は断念した大骨討伐のための遠征を敢行することにした。
なお一緒に遠征に行くものはいない。
YOSAKU!総勢1名参戦!

↓前回

yosakutonton.hatenablog.com

 

釣り

お金が貯まったので釣竿と釣り餌を買った。
これで焼き魚が食べられると期待に胸を膨らませて釣りに出かけた。
海辺に住んでいるとこういう時に便利だ。

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近所で夜釣りとしゃれこむ

ウキを投げて魚がかかったら糸を引く。
初めはウキの間合いがつかめず、何度かウキを投げていたら釣り餌がごっそり減った。
釣れた釣れないにかかわらず一度ウキを投げたら釣り餌を1つ消費する仕組みらしい。
しくじれない釣りが始まる・・・!

魚を釣り上げ、拾うボタンを押せば釣りは成功・・・なのだがこれが中々難しい。
釣った魚は速攻で拾わないと海に戻ってしまう。
でも拾う判定はシビアで思ったように魚を拾えない。
しかも、糸を引いているとスタミナが減っていく。
スタミナが減ると魚は逃げてしまう。
結果、じりじりとスタミナが減る中で魚を掴もうと焦ることとなる。

ちなみに魚を安定して釣るには焼肉を食べる必要がある。
野菜やキノコ、ハチミツだと糸を引っ張ている時にスタミナが切れてしまう。
菜食主義者に釣りは厳しい。

焼き魚は美味しかった。
流石にソーセージやシチューといった鍋を使う料理に比べると性能は落ちるが、焼肉と同じくらいの味と性能をしている。
本拠地近くで魚が釣れるのでちょこちょこ備蓄しておきたい。

そういえばにんじんは生でも食べられるけど生魚って食べられるのだろうか?
生魚が食べられるのなら航海中の食糧事情が改善しそうだ。

大骨討伐遠征

いざ遠征へ

鉄を掘っては本拠地で加工する日々を繰り返し最高品質の鉄防具が揃った。
採掘の傍らで食材も拾い集めていたので食糧にも余裕が出てきた。
ここで以前は装備の質から断念した大骨討伐遠征を行うことにした。

船は普段使っている那智(ロングシップ)ではなくヴァイキング船を使う。
那智がもし轟沈したら凹むし、道中に那智では通れない水路があるかもしれない。
それにヴァイキング船の方が小回りが効き、発進にかかる時間も短い。
この扱いやすさが生死を分けるかもしれない。
重大任務にあたる船の名前がただのヴァイキング船では可哀想なので名前を付けることにした。Valheimは北欧神話モチーフだから名前はヴォータン号だ。

ある日の明け方、ヴォータン号にポータルの材料を積み、YOSAKUは出港した。
孤独な航海が始まった。

南洋航路

南回り航路を進み、第3拠点を経由して南東へ進む。
すると第4拠点のある島の岸辺が見えてきた。
実はこの島は本拠地島よりずっと大きく、南北にも長く伸びていた。
昼は海を進み、夜は海蛇を避けるためにこの島の黒い森沿岸を進む。
夜間の座礁や上陸は危険なので陸には近づかない。

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ヴァイキング夜を往く。何も見えない。

やがて岸辺は沼、そして平地へと変わった。どちらも上陸すれば殺されかねない。
特に平地にはデスキートがいる。
一度デスキートがこちらに向かってきた時は焦った。
弓で撃ったら簡単に倒せたが過去の経験は未だに色濃く残っている。
海上でデスキートの羽音に怯えながら夜を明かした。
進めば進むほど安全地帯がなくなっている。

大海原へ

平地を過ぎると陸が見えなくなった。
YOSAKUは初めて大海原に到達したのだ。

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見渡す限りの大海原

どこにも陸地が見えない海は一度見てみたかったが実際見ると結構不安になる。
ちなみにこの辺りには霧の地という未知の場所があるらしい。

それはそうと夜になる前に平地を見つけないとヤバい!海蛇にやられる!
上陸できそうな陸地が見つかることを祈りながら航行しているうちに夜が訪れた。
おまけに霧も出てきた。陸らしきものはいまだ見えない。

霧の地への上陸

夜が大分更けたころ沼と高い木の影が見えてきた。
黒い森かと思ったが、地図には「霧の地」とある。
聞くところによるとValheimはまだ開発途中のため、霧の地に生息するモンスターがいないらしい。
ということは現状では霧の地は安全地帯、つまり安心して夜を明かせる。
早速上陸した。一晩いるだけなので夜明かしする小屋は作らなかった。
ちなみに霧の地は少し寒いこと以外に地形による状態異常などはない。

夜が明けるまで暇なので霧の地を探索することにした。
ここは一見黒い森と似ているが違うところもある。

まず周囲にクモの巣とも霧ともつかないものがただよっている。
とはいえ霧の地という割に霧は立ち込めていない。視界は良好だ。
ここに来るまでの沼沿岸とかの方が霧が出ていた気がする。
クモの巣の地とかに改名した方がいいんじゃないか。

また、黒い森にはなかった切れない大木があった。
鉱石や木の実の類は見当たらなかった。
当然モンスターもいない。そのはずだったが遠くに灯りが見えた。

霧の地の住人?

灯りに近づいてみると人影が見える。どうも何人かで儀式をしているようだ。
一体何者だろう。近づいてみると儀式をしていた者の正体がわかった。
ギャーギャーと叫びながら近づいてくる人影、特に一際目立つ者の名前は・・・

フ ュ ー リ ン グ シ ャ ー マ ン

フューリングじゃん!ヤバい、殺られる!
YOSAKUは踵を返して脱兎の如く逃げ出した。
後ろからギャーギャーとフューリングの声が聞こえる。
こんな遠くで死ねない。ヴォータン号に飛び乗ってバックで岸辺から離れた。
見れば先ほどYOSAKUがいたところにはフューリングが押し寄せていた。
何体かは泳ぎ始めたところだった。

間一髪でフューリングの魔の手から逃れた後は岸辺を流しながら夜を明かした。
後で地図を見たら霧の地のすぐそばに平地があった。
そこがフューリングが集まっていたところなのだろう。危ないところだった。

大骨のいる島へ

沖合に出てからは陸を見つけることに必死だった。
そろそろ航海に一区切りつけたい。

夜が明けてから地図を見ると現在位置は大骨の位置からかなり西にズレていた。
今度こそ大骨のいる島に辿り着くべくヴォータン号を走らせる。

やがて大きな沼が見えてきた。地図を見ると大骨の位置も近い。
ここが大骨のいる島のようだ。

位置を突き止めたとはいえいきなり大骨に挑むのは危険だ。
まずはこの島に拠点を作る。
出港前に本拠地にポータルも用意したのでこちらの拠点とポータルを接続する。
しかし大骨がいるからといって沼に拠点を置くのは危険すぎる。
拠点を置くなら草原もしくは黒い森にしたい。

岸辺を進んでいくとこの島の岸は沼だが、内陸には黒い森があることがわかった。
黒い森を東西に横切るように川幅の狭い川が流れていた。
ヴァイキング船を持ち出したのはこういう時のためだ。
ヴォータン号を進めて小川に入っていった。

川は曲がりくねっていて、岩が出ているところもあった。
この船にして良かったと思いながら川を抜けると北岸に平地があった。
恐る恐る進路を南にとるとこちらの岸辺は黒い森だった。
つまりこの島の大部分は黒い森で川で北に平地、南西部に大きな沼があるようだ。
これだけ広大な黒い森なら沼や平地のモンスターが来ることもないだろう。
ここに拠点を作ることにした。

大骨拠点建設

ここの拠点は旅順方式にしようと思い、半島になっているところに拠点を作った。
床板とポータルを敷き、次に地面を盛り上げたり掘ったりして防壁を作る。
それから木造家屋を作って拠点を増強していった。
こうして大骨攻略の為の拠点が完成したがこの拠点はすぐ役目を終えた。

探索の過程で沼に近い場所にこの拠点と似たような場所が見つかった。
沼との行き来の距離を考えた結果拠点を移転したのだ。
元の拠点は建物だけ残っている。

こうしてピンチもあったものの遠征は成功。
大骨討伐拠点、略して大骨拠点ができた。

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長い航海の成果



ここからは沼の探索をしながら拠点を増強することになる。

大骨拠点の整備

遠征が終わるとすぐに大骨拠点の整備を始めた。

防壁

まずはトロルやドワーフを防ぐための防壁を作る。
旅順方式に則って北側に防壁を作ったが、ドワーフが泳いで回りこむことが多かった。
海まで防壁を伸ばすか拠点を囲むように防壁を作らないと上手くいかないようだ。
現状でもモンスターの足止めには威力を発揮しているのでこのままにした。

鍛冶場

次に鍛冶場を充実させる。
これまでは高い設備レベルが求められる装備のアップグレードは本拠地で行っていた。なので本拠地の鍛冶場は現在到達できる最高レベルであるレベル7になっていた。
一方で他の拠点では金属装備を修復するためのものだったので設備レベルはせいぜい3だった。本拠地の鍛冶場を使えば足りるためそもそも鍛冶場がないところもあった。

大骨拠点のある島は本拠地から遠く離れている。
鍛治のために鉱石をここから本拠地に持ち帰るのは大変だ。
この島に設備が整った鍛冶場を設けた方が早い。
拠点の近くに銅鉱石があるので鍛冶場の整備は簡単に進んだ。
ひとまず材料が簡単に集まるレベル3まで上げた。
もっとレベルを上げるのに必要な材料は沼で手に入るだろう。

上質な木はいずこ

沼や黒い森が近くにあるので金属の調達は楽に進む見込みがあった。
一方で草原は全然見当たらないので上質な木の不足が深刻だった。
草原は本拠地島周辺でしか見つかっていない割に上質な木の需要は高い。
しかも上質な木の材料になる樺やオークは種から育てることができない。
そのため工事を中断して樺を伐採しに本拠地に戻ることがしばしばあった。

大骨沼の探索

本拠地の整備が一通り完了してからいよいよ大骨沼に足を踏み入れることにした。

大骨の祭壇

ボスが鎮座するだけあって大骨沼は広い。
迷子になりながら進むうち、中央部にある大骨の祭壇を見つけた。
エイクスュルや長老の祭壇は祭壇感あふれていたが大骨のものはデカい頭蓋骨だった。

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大骨の祭壇。このまま動き出しそうだ


ちなみに祭壇に捧げる供物は霊廟で拾える「古くなった骨」だった。
大骨を呼び出すにはこれを一度に10個捧げないといけない。欲張りさんめ。

他の探索結果

大骨沼は今まで見つけた中で一番大きい沼だった。
大きいだけあって霊廟やスルトリングの巣も複数見つかった。
クズ鉄やスルトリングの核が大量に手に入るに違いない。採掘に何日かかるかな。

色々なものを見つけたのはいいがいつの間にか夜になっていて、大量に湧いてきたモンスターにボコボコにされて死んだ。
沼で死ぬのは初めてではないが結構奥深くで死んでしまったのでアイテム回収に行くのはドキドキした。
アイテムを回収したところで大骨沼の偵察を終えることにした。

ここはあまりに危険だ!何せ歩いていたら死んだ。
各地にある湧きポイント、水場と倒木でできた起伏の激しい地形、スタミナを奪う雨、モンスターの毒や弓矢…沼が大きい分危険も大きくなっている。
でもここは大骨討伐や霊廟探索で何度となく訪れる場所、なるべく安全に過ごせるようにしたい。

沼の危険を減らしたいなら答えは一つだ。沼を整備するしかない。

大骨沼改造論

弓を鍬に持ち替えたYOSAKUと沼の戦いが始まった。

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沼で工事中のヴァイキング

大骨沼の埋め立て

まずは鍬の「地面をならす」で通り道にする予定の水場を埋め立る。
これで泳ぎモーションに入った時に自動的に装備が解除されるのを防ぐ。
それにジャンプできると敵から逃げやすくなる。
こうして祭壇や霊廟までの道を整備していく。

水深が深いところは石を消費する「地面を盛り上げる」で埋め立てる。
こちらの作業は都度必要な石を調達する必要がある。
数日間この作業を繰り返すと霊廟や祭壇などの主要なポイントが地続きになった。
普通の沼ならこれで工事が終わるが今回はボス戦に備えて祭壇周辺も埋め立てた。

今まで戦ったボスは図体が大きいものばかりだった。大骨も同じだろう。
大骨戦の主戦場になると思われる祭壇周辺は広場になってはいたが図体が大きい相手と戦うなら広ければ広いほど逃げ回りやすい。
なのでバトルフィールドを拡張するべく周囲を埋め立て、広場を2倍くらいの大きさにした。これで大骨戦は大分楽になるだろう。

探索の準備

埋め立て工事のついでに大骨沼に3つほどあったスルトリングの巣を水浸しにした。
拠点で炭を焼くよりも今後、探索のついでにここで炭を回収した方が楽になる。
スルトリングの核は鍛冶設備やポータルを作るのに必要なのであって困ることはない。
後の話だが、スルトリングの核はあまりにも大量に手に入ってアイテム枠を圧迫するようになった。でも炭を集めるのに便利なのでこのやり方はやめられそうにない。

霊廟の扉をカギで開けるのもまとめて行っておいた。探索していると色々な素材を持ち帰りたくなるが、カギが占めているインベントリの一枠が惜しくなる。霊廟だと数種類の貴金属が手に入るのでインベントリは少しでも空けておきたい。

次回のValheim

長くなってきたので今回はここまで。
いよいよ次は大骨戦といきたいところだが、先に霊廟の探索や武器の更新を行ったほうがいい気がしたきた。青銅のメイスや上質な木の弓を使っている現状でも戦えるが、沼で☆付きの強いモンスターを相手にしているともっと威力のある武器が欲しくなる。
それに、いざボス戦に臨もうとすると「もっと守りを固めたほうがいい」という心の声も聞こえてくる。

大骨に挑むのはまた後にしよう。

Valheim開拓記8

今回は遠征と本拠地増築の話。
友人に誘われて始めたゲームだけど今では自分が一番進んでいる。
↓前回

yosakutonton.hatenablog.com

 長文は読みにくいのではと思ったので今回の記事は改行を変えた。

大骨を探して

新しい沼へ

第4拠点付近の沼には霊廟(ダンジョン)はあったが大骨の位置はわからなかった。
この沼にある霊廟の鉄は掘り尽くしたので他の沼を探すことにした。
那智(ロングシップ)で海に繰り出し本拠地島の南にある島にある沼に行った。
ここには第6回に登場した沼1がある。

第四拠点付近の沼は内陸にあったが、ここは海辺まで沼が広がり汽水域のようになっている。
朝方や夜中は霧が出ていて地面が全然見えない。おまけに蛭もウヨウヨしている船に優しくない場所だ。

沼の隣が草原だったので上陸。見つけた小屋を拠点としてポータルを設置する。
本拠地側のポータル用地が満杯になりつつあったのでポータルは第三拠点と繋げた。

ポータルを設置したら小屋の周りを矢来で囲った。
木の柵はトロルには無力だし、沼には骸骨やドラウグルといった弓持ちのモンスターがいる。矢を防ぐには木の柵では高さが足りない。

大骨の居場所

南の沼は結構大きい。
探索してて2回くらい死んだ。
しかし第6回で書いた遭難事故の反省を踏まえて寝起きは本拠地でしている。
それにこの拠点にはポータルも設置されている。
死亡しても本拠地→ポータル→死亡地点に移動して速やかにアイテムを回収できた。
拠点整備って大事だな。

探索の結果、霊廟が3つ集まっているところを見つけた。
ここなら大骨の位置もわかるかもしれない。
試しに1つの霊廟に入った。ここは結構大きい。
つるはしでゴミ山を壊しつつ探索していると入り口近くの部屋に石碑があった。埋葬室(黒い森のダンジョン)だと石碑は最深部にあったが霊廟だとそうでもないようだ。石碑を調べると大骨の位置が地図に表示された。

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現在の活動範囲

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大骨がいる場所はここ。右下に大骨と書いてある

なるほど大骨がいるのはここかー。

・・・遠いな!!

本拠地島から船で第3拠点や第4拠点に行くだけでも半日はかかる。この距離だと何日かかるだろう。
いずれにせよすぐに挑みにいける距離ではない。
後回しだ。大骨討伐遠征は準備をしてからにしよう。
鉄の防具を強化したり、寒さや毒耐性のある蜂蜜酒を用意するとか色々手段はある。
そもそも鉄装備を作れるようになったとはいえ、今装備している武器や盾はまだ青銅製だ。ボスを討伐するには力不足だろう。

 

商人

商人やいずこ

船やポータルによってYOSAKUの行動範囲は広がった。
しかし商人の居場所は未だにわからない。
商人は黒い森にいるらしいが今のところ黒い森ではモンスターしか見ていない。
マトモな人間はこの世界に1人だけなんだろうか。

どうもこの世界には商人の位置がわかる手段があるらしい。
この広大な世界で何もなしに商人を探すのは干し草の山から針を探すようなものだ。
それにこの手段でも位置を一か所に絞り込むことはできないらしい。
チートっぽいけど目標が生まれる分にはいいだろうと思って商人の位置を調べてみた。

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YOSAKUワールドの全貌。黄色いTraderマークが商人の位置を示している。

・・・候補地めっちゃバラけてますね。

東西南北、近場から世界の果てまで候補地が点在している。これはこれで頭を抱える。
とりあえずいちばん近くにある候補地に向かうことにした。
ここは第3拠点と同じ島なので徒歩でいけるはずだ。

商人探し

第3拠点を出発して海岸を南進する。近くに沼になっている海岸があった。
対岸に大きめの沼があるためここも沼になったのだろう。
小さい沼だから霊廟もなさそうだ。
沼を歩きたくないので近くの黒い森判定になっている崖を走る。
鹿でもないのに崖を走るなんて無理そうだがヴァイキングは案外走れてしまう。
すごいぞヴァイキング
とはいえ、スタミナが切れると滑り落ちてしまうので崖に生えている木や出っ張った岩にのって適宜休憩する。

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崖で小休止

さらに海岸を進むと川が深く切り込んでいる黒い森が姿を現した。
この黒い森はかなり勾配が急だ。おそらく内陸部は山になっているのだろう。
商人の位置はこの黒い森から内陸に進んだところらしい。

川岸に沿って内陸に進むことにしたが歩き始めてすぐ山に入った。
寒い!寒すぎる!
HPが徐々に減っていく。これでは商人を見つけ出す前に凍死してしまう。
一度退却することにした。

商人探しリターンズ

数日後、寒さ対策の蜂蜜酒ヴァイキング船を用意して再び商人を探しに出かけた。
本拠地から海路を進むのは面倒なので船は第3拠点に材料を持ち込んで作った。
金属を持っているとポータルを通れないが、釘にすればポータルを通れるのだ。

第3拠点から海路を南進し川に入る。
ここは川幅が狭い上に川の真ん中に岩がある場所もあった。
ロングシップで川を進むのは不可能だっただろう。
寒くなってきたら蜂蜜酒を飲みながら船を進める。

しばらく川を進むとミニマップに見慣れない袋マークが表示された。
これが商人の居場所のようだ。

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袋マーク。これが商人の印らしい。

袋マークの場所に行くとロックスという巨大な獣を連れた小人がいた。
彼が商人らしい。

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商人。名前はハルドール。一緒にいるロックスはホルスタインという名前。

黒い森のど真ん中にいてモンスターに襲われないのかと思うが商人はルーンで結界を作っている。
モンスターが結界に近づくと何故か引き返していく。つまりここは安全地帯なのだ。
商人の品揃えは持てる荷物の重さが1.5倍になるメギンギョルズ(300→450になる)、ドヴェルガーのサークレット、釣竿などだ。
迷わず貯金をはたいて目玉商品のメギンギョルズを買った。
これで鉱石30個を一度に運ぶことができる。
買い物後、今後の買い物がしやすいように商人直通ポータルを作った。

 

こぼれ話

遠征の話ついでに今まで書いてなかった探索の話。

平地

この世界には草原、黒い森、沼、山(寒い)の他に平地がある。
山は寒くてロクに探索していないが平地には行ったことがある。
今まで平地の話をしなかったのは平地に行くとYOSAKUがすぐ死ぬからだ。

最初に平地を訪れたのは友人ワールドに行った時だった。
平地に遠征に行くというので装備を全部外して遠征船に乗り込んだ。
海から平地を眺めていると「デスキート」という名前の大きな蚊が飛んできた。
ヤバそうなので追い払おうとした逆に一撃で倒されてしまった。
その後友人パーティーは全滅。後で友人が苦労して船を取り戻したらしい。
まあ丸腰だから仕方ないところもある。

この世界だと第3拠点がある島に平地がある。
まだ防具がトロル装備だった頃、黒い森を探索していたら平地に出くわした。
この亜麻色の原っぱが平地なのか。そう思った矢先、ギャーギャーという鳴き声とともにゴブリンの一団が襲いかかってきた。
ちなみにこの世界ではゴブリンのことをフューリングというらしい。
フューリングはかなり素早かったので逃げ切れず仕方なく応戦することにした。

武器と盾を構える。フューリングが殴りかかるところを盾でガード!
した筈だったがYOSAKUは一撃で倒されてしまった。
トロルの攻撃でも2、3発は耐えられるのに。フューリング、恐ろしい相手だ。

こんなことがあったので平地は超危険地帯というイメージがついてしまった。
防具がトロル装備から鉄装備に変わった今でも平地には行きたくない。
フューリングとデスキートにも出会いたくない。

リヴァイアサンと奈落装備

航海していると時々地図にない小島に出くわす。それはリヴァイアサンだ。

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リヴァイアサンフジツボを取っているとそのうち海に潜ってしまう。



上陸すると大きなフジツボから奈落装備の材料になるキチン質を採掘できる。

奈落の装備は銛と短剣の2つ。
奈落の銛は片手槍で相手に投げつけて攻撃する。片手槍はサブ攻撃で投げられるが奈落の銛は投げることしか出来ない。銛が刺さった相手はロープで引っ張ることができる。銛の威力は低いので猪でも即死はしない。猪を捕まえる時に役立ちそうだ。
短剣は銅のナイフより威力があるのでそこそこ使える。奈落の銛のような特殊効果はないので運よくリヴァイアサンを見つけたら奈落の銛を優先するべきだろう。

海蛇

リヴァイアサンの他に海には海蛇がいて、夜中に海にいると船に襲いかかってくるらしい。友人はヴァイキング船を何艘も海蛇に沈められている。彼は船に紅蓮華○号という名前を付けていて、船が沈むことを「紅蓮華する」と呼んでいた。YOSAKUはまだ海蛇を見たことはないがいつか見ることもあるかもしれない。

イノシシ牧場壊滅

メギンギョルズを買ってから暮らしは一変した。
今までは鉱石を30個持ったらバテていたが、今では余裕で持てるようになった。
木や石も持てる量が増えたので大規模な工事のための材料も調達しやすくなった。
ということでYOSAKUはしばらくの間各地の拠点の整備や食糧の生産、大骨戦を見据えた装備強化のための採掘と鍛治に明け暮れていた。
そんなある日事件が起きた。

夜、生臭い臭いとともに沼のモンスターが本拠地に襲いかかってきた。
本拠地や工房区画は無事だったが、猪牧場が壊滅してしまった。
木の柵は沼のモンスターの攻撃や弓矢から猪を守ることは出来なかったのだ。

YOSAKUはこの世界での友を失い失意の底にあったがやがて猪牧場の再建に着手した
再建にあたっての最大のネックは猪の捕獲だが、今回は奈落の銛がある。
奈落の銛で猪を引っぱり、掘った穴に落とすことであっさりと猪を捕獲できた。
前と同じで猪に⭐︎はついていない。

本拠地の整備

猪牧場が壊滅したことを機に本拠地の守りを強化することに決めた。
ドラウグルやトロルの攻撃の前では柵は脆い。矢来も心許ない。
そろそろもっと強固な防壁を作ることにした。

モンスターは地面は攻撃しないので地面を限界まで盛り上げればモンスターに攻撃されない防壁が作れる。さらに壁の前に堀を作れば本拠地の防御力が上がる。

旅順方式

実はこの手の防壁は友人ワールドの拠点作りを手伝った時に作っている。
その時は堀の底に木の杭を置き、堀の前に土塁を置いた。
土塁を越えたモンスターは杭の餌食になり、引き返そうにも先ほど自分が越えた土塁を越えられない。土塁と杭を乗り越えたとしてもその先にはもっと高い防壁が立ちはだかっている。
これを旅順方式と呼んでいた。

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旅順。掘に落ちた相手を屠る造りがそれっぽかったのが由来。

イクラにも似たようなものがあるらしいがやったことはないのでよくわからない。
旅順方式には建築に必要な石の量が多い、堀まで作ると荷車を使えないというデメリットがある。しかし、今後もっとモンスターの襲撃が激しくなると考えると早めに強力な防備を備えた方が良い。
ということで今回は旅順方式を採用することにした。
荷車は既に野外チェスト扱いしているので本拠地の外に持ち出せなくても困らない。

三日三晩かけてようやく防壁が完成した。

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そびえ立つ防壁

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橋を作るとモンスターが渡ってくるため出入り口に橋はない。代わりにジャンプ台がある。

モンスターが入れないようにジャンプしないと出入りできない構造になっている。
ジャンプ台には床ではなく26°の屋根を用いている。木の床は雨で傷むが屋根は傷まないからだ。後に作った防壁にも出入りの足場として屋根が設けられている。

今回は作るのが大変なので木の杭や土塁は設けなかった。
代わりに防壁は限界まで高くし、堀は海水が浸み出す低さまで掘り下げる。
また、防壁は海の中まで伸ばした。
港の船を守る必要があるし、海の中まで壁を伸ばすことによってモンスターが泳いで港から迂回してくるのを防げる。
モンスターも一応スタミナがあるらしく、泳ぐ距離が長いと引き返したり海に留まってこちらまでやってこなくなる。
本拠地を襲おうという気持ちを挫く抑止力の誕生だ。

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海まで伸びる壁

本拠地防衛リターンズ

防壁と堀を作り終えたころに沼のモンスターが再度夜襲をかけてきた。
今度は敷地を一歩も踏ませることなく夜襲を退けることができた。
弓で猪を攻撃している骸骨はいたものの、矢来によって攻撃は防がれた。
この戦いで本拠地の防御力が大幅に上がったことが証明された。

潜む脆弱性

だがこの本拠地にも脆弱性はある。
本拠地は祭壇の隣にあるが、祭壇周辺にはモンスターの出現ポイントがある。
モンスターの出現を防ぐには作業台を置いたりする必要があるが祭壇周辺は土を掘ったり設備を置いたりできない。
さらに祭壇は海に面しているため、モンスターは海を泳いで拠点にくることもある。
祭壇は加護の選択で行く必要があるし、友人が来た時のスタート地点でもある。
そのため完全に封鎖するわけにもいかない。
結果、祭壇方面は矢来と多少の防壁で守るに留まっている。将来的にはこちらにも高い防壁を作る予定だが、今のところはモンスターが祭壇側から攻め込まないことを祈るばかりだ。

 

今後のヴァルヘイム開拓計画

・大骨討伐遠征

・釣り

・鉄の採掘

・本拠地の強化

・山探索の準備